10/01/05 20:52:52
★あの人気タレントの“超リアルな”日本語ガイド
ソウル市内の書店で、こんな本を見つけた。
表紙に写っているのは、日本のテレビでもおなじみの韓国人女性タレントのヘリョン。
「おお、ヘリョンじゃん」と思い、手にとってみると、ハングル文字に混じって「おはよう」
「ありがとうございます」といった、平仮名がチラホラ。
なるほど、日韓両国で人気のヘリョンならではの、“日本語ガイド本”だ。
はじめは基本的なあいさつを学ぶ。登場する日本語を抜き書きしてみると、「よろしくお願いします」
「ありがとうございます」「すみません」「はじめまして。ヘリョンです」など。
しかし、実際に日本語をよく知ってる人のチョイスだなぁという気がしたのが、「最近いかがですか」
「おひさしぶりです」といった、日本での日常会話で頻出な挨拶が出てくること。
次に出てくるのは、返事や相づち。「そうなんだ」「なるほど」「いやいや」「ざんねん~」「かわいー」など。
「日本語うまくなったね/いやいや、まだまだですよ」―“謙遜”というきわめて日本語的な例文が紹介されている。
出てくる例文がけっこうリアルで、他にも
「はいはい/はいは一回だけ!」
「彼女、バツイチだったんだって~/ほんとう?」(“バツイチ”まで!?)
「貝はどうかい? なんちゃって~/さむい……」(“さむい”って! しかも、ダジャレ付き)
「それでキレちゃったんだ」(確かに「怒る」よりも、「キレる」のほうが、イマドキのリアル日本語だ)
全体的にビジネスや観光での会話よりも、ファッション、恋愛、それから飲み会系の会話を重視。
切符の買い方や交通機関や宿でのやり取りといったベーシックなトラベル会話は後ろのほうにまとめられている。
>>2へ続く
2010年1月5日 エキサイトニュース
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