10/01/05 14:14:36
NHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送が1月3日からスタートし、関東地区では平均23.2%という高視聴率を記録した。
初回視聴率で24.7%をたたき出した2009年の『天地人』には及ばなかったものの、ドラマへの注目の高さを伺わせた。
朝鮮日報は5日付の「日本、龍馬から再び希望を探す」と題した記事で、坂本龍馬の短い生涯と『龍馬伝』の
日本での人気ぶりを紹介。このような「龍馬ブーム」は1960年代と80年代に続く第3波であるとし、
景気低迷にあえぐ日本が坂本龍馬を通して希望をつかもうとしていると伝えている。
しかし、このような日本の「龍馬ブーム」について、韓国人ブロガーの「クリスクリス」氏は危険な兆候であると考察している。
ブロガーは坂本龍馬を「日本が朝鮮とアジアを侵略した明治維新の端緒を作った人物」だとし、
「彼が成功させたという明治維新後、日本は朝鮮と中国を悪者にして侵略を始めた。
坂本龍馬が目指した夢とは、結局、外国を侵略し植民地化して搾取して成長する日本であった」と強く批判する。
そして、坂本龍馬を主人公にしたドラマは、日本が第二の明治維新を起こそうとしている意思表示だと指摘している。
また、「韓国が今年で韓国併合100年を迎えて新しい決意を固める一方、
日本は坂本龍馬を英雄に仕立てたドラマに人気が集まっている。日韓両国の考え方はあまりにも違う」とし、
「龍馬ブーム」が起こっている今の日本に変化の日が訪れるのはまだまだ遠いと語っている。
サーチナ
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