10/01/04 19:27:40
- 「日本に焦り」中国紙が優越感 今年、GDP世界2位確実 -
【上海=河崎真澄】経済大国世界2位の座をめぐる日本との国内総生産(GDP)比較が
中国のメディアで熱を帯びている。4日付の環球日報は「2010年に中国に追い抜かれる
日本に焦り」との記事を1面トップで掲載。同日付の第一財経日報も「すでに09年に日本
を抜いた?」の見出しを1面に掲げるなど、成長が続く中国の優位性を自賛する報道と
なっている。
環球日報は、3日付の産経新聞など日本各紙が新年の社説で今年の課題に触れた際、
GDP規模の日中逆転の可能性に触れた点を指摘し、これを「焦り」と表現した。さらに、
「00年には日本の3分の1ほどしかなかった中国のGDP規模が10年で日本を追い越す
ことに日本の民衆はどよめいた」とする中国社会科学院の専門家のコメントも紹介するなど、
中国人の自尊心を強くくすぐっている。
国際的なGDP比較は国際通貨基金(IMF)が今年4月にドル建てで発表する見通し。
08年のGDP規模で日本に肉薄した中国だが、昨年1年間に対ドルで約9%の円高となった
為替環境が、日本のドル建てGDPを中国の成長以上に膨らませた可能性もある。
ただ、第一財経日報は昨年12月に国家統計局が、発表済みの08年の中国のGDP規模
を約4・4%上方修正したことを踏まえ、成長率比較から、すで中国が日本を追い越したと
する日本の研究者の話を伝えた。
中国紙、21世紀経済報道も、昨年は想定以上の円高だったものの、中国経済の成長は
それを上回る伸びを示し、中国が昨年、日本を抜いた公算が大きいとの清華大学世界経済
研究センターの李稲葵主任の見方を報じた。
一方、第一財経日報の場合、「08年の1人あたりGDPは日本の4万2480ドルに対し中国
は3260ドルで、日中になお差があることは明らか」と指摘するなど冷静な論調も示した。
ただし、国際社会で国家の発言力はGDP規模に左右される面も大きい。「日本は得意の
技術力に磨きをかけGDP規模に代わる特徴を示さなければ普通の国になる」(日中外交筋)
との懸念も強まっている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
北京の工事現場で働く労働者。着実な景気回復でGDPで日本を抜くのは確実(AP)
ソース : 産経 2010.1.4 18:56
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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