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英国フィナンシャル・タイムズは12月31日、「2015年における中国」と題する文章を掲載した。文章では、
2010年から20年にかけて、中国は深刻な水不足に直面する可能性があると報じている。
文章では、2009年から12年までの間に行われるであろう急激な銀行貸付の増加によって、中国では工業生産
が過剰となると予想。それによって多くの水が消費され、中国全土で水不足が発生すると予想した。
さらに、中国は世界の五分の一の人口を有しているにもかかわらず、地球上の6%の水しか保有していないと
指摘し、現在から4年後には、中国内陸部は荒れ果て、農作物は減収し、豊かな沿海部でも水や食料の配給制
を行わざるをえないなど、水資源の欠乏は災害レベルにまで達するだろうとした。
また、文章では「中国の水不足は本来、回避することのできるものだ」とし、それができなかった理由として、
「人びとが環境保護をおろそかにしてきたからだ」と指摘した。
これに対し、中国のネット上では、「重視すべき問題だ」、「記事に書かれていることは事実だ。私が住ん
でいる場所でも長年、川に水が流れている光景を見たことがない。用水路にあるのは生活排水ばかりで、匂
いまで放っている」、「近い将来、中国の多くの場所で干ばつが起き、人びとの生活に影響が出るだろう」
など、記事の内容に賛成する意見が多く寄せられていた。(編集担当:畠山栄)
サーチナ 2010/01/02
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参考(元記事)
・英国フィナンシャル・タイムズが中国が干上がると報道 - 環球網
URLリンク(china.huanqiu.com)