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【朝鮮半島ウオッチ】小沢民主党の歴史観で危ぶまれる「日韓併合100年」の2010年問題 (1/4ページ)
2010.1.1 18:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
12日午前、ソウル市内の大学で講演する民主党の小沢幹事長(共同)
日本が朝鮮半島を併合して百年(併合条約調印は8月22日)となる今年、2010年は、韓国の民族感情がいや応なく
センシティブになりそうだ。
ところがこの機微な時期を前に、民主党の小沢一郎幹事長は訪韓の折などに天皇陛下の訪韓問題や永住外国人の
地方参政権問題で独断的な発言を繰り返した。
こうした小沢氏の「歴史観」は、両国がこれまで腐心し調整してきた歴史問題の均衡を崩しかねない。
あるいは民主党政権が日本の一方的な「謝罪外交」を復活させる可能性を示唆しているのか。久保田るり子)
「小沢史観」の真意は?
韓国政府は20年来、盧泰愚政権(1988~93年)時代から日本の天皇陛下の訪韓を招請しているが、
日本は環境が整っていないとの判断から先送りしてきた。
「環境」とは、両国間にくすぶる歴史認識問題や対日感情への配慮である。
小沢氏は小渕政権下の約9年前、野党自由党の党首として訪韓した際、韓国紙のインタビューにこの問題について
「何を心配している」と早期実現すべきだとの意見を述べている。
『金大中大統領に韓国民を代表して天皇を招待していただいた。実務作業を別にしても純粋に積極的に
対処しなければならない。いったい日本は何を心配しているのだ。政界が決断できずにいる。
決断をし責任をとればよい話。ところがいまだに主管の外務省に責任を負わせようとしているために問題が進まずにいる』
(2000年2月13日付、朝鮮日報)。小沢氏の言葉に、歴史的観点から熟慮した跡は感じられない。
【朝鮮半島ウオッチ】小沢民主党の歴史観で危ぶまれる「日韓併合100年」の2010年問題 (2/4ページ)
2010.1.1 18:00
李明博大統領は昨年9月、日韓のメディアの共同インタビューに「併合百年」問題に絡めて、
「(天皇陛下訪韓は)両国関係の距離感をなくし、終止符を打つという意味もある」と述べた。
韓国側は天皇陛下訪韓を「歴史清算」と位置づけており、訪韓とはすなわち天皇陛下からの植民地支配への「謝罪」を
期待している。
日本側は「謝罪のための訪韓はあり得ないこと。まさに天皇陛下の政治利用そのもの」(韓国研究者)と受け止められた。
韓国側の有識者からも「併合百年(の訪韓)より、翌年か2年後のほうが未来志向でよいのではないか」(元外交官)
との意見が出たほどだ。
結局、首脳外交でも9月末の日韓首脳会談(米ニューヨーク)、10月の鳩山首相訪韓でいずれも鳩山首相がやんわり
固辞したことで、韓国側の期待も沈静化の方向だった。
ところが、12月中旬に訪韓した小沢氏は共同記者会見の席で「韓国のみなさんが受け入れ、歓迎してくださるなら
結構なことだ」と語った。問題を日本側から蒸し返した格好だ。
韓国政府は、1910年の日韓併合条約を、1905年の第二次日韓協約で外交権を奪ったのちの軍事的抑圧と脅迫による
強制的な侵略と主張、国際条約としての「不法性」を主張してきた。
日本政府は国際法として合法との立場だ。当時、両国間に軍事力、国力の差はあったが、併合条約は国家代表を脅迫して
強制したものではなく、周辺国もこれを認めており、あきらかに国際法として有効としてきた。この合法・不法論は、
日韓の歴史共同研究の主要テーマともなり、長年の「日韓歴史論争」の根幹のひとつだ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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