10/01/01 10:49:41
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▲MBC<無限挑戦>チームがニューヨーク・タイムズに掲載したビビンバ広告。
再び「韓国侮辱」論争でインターネットが騒がしい。産経新聞黒田記者がMBC<無限挑戦>チーム
がニューヨーク・タイムズに出したビビンバ広告を見て、記名コラムで「ビビンバは見る時は良いが
食べれば驚く。広告写真を見てビビンバを食べにでかけた米国人が'羊頭狗肉'に驚かないか心配
だ」と皮肉ったためだ。
短いコラムだが黒田記者はビビンバを侮辱した他にも二つの刃物を隠していた。一つは無条件に
混ぜて食べようとする韓国の食べ物文化を通じて植民と戦争を体験して不毛になった韓国の食文
化を喚起し、「羊の頭をかかげて犬の肉を売る」という意味の「羊頭狗肉」を使って犬肉の食文化
をこっそり示したのだ。
不届きなことだ。だが黒田記者が日本人全体を代表するわけでもなく、韓国在住の日本人の意見
を代表しているわけでもない。彼はただ産経新聞を読む、韓国を「二流の日本」と見たい日本読者
の好みに忠実な記者というだけのことだ。巧妙に捻って「韓国料理世界化」に牽制球を投げている
が、これはむしろ私たちにとって「希望の証拠」と読める部分だ。「韓国料理世界化」に対する日本
人の危機意識が込められた文とも見られるためだ。
「韓国侮辱（卑下）」は我が国のメディアが愛用する「アングル」だ。誰もこの「アングル」に入れば、
生きていけない。グループ2PMメンバー、パク・ジェボムも自身のブログに「korea is gay. I hate
koreans」と書いたためにチームを出て追放されるように米国に帰った。誰でも韓国を侮辱したとい
う言葉だけ聞けば、魔女狩りをしてはばからない韓国の「侮辱コンプレックス」は全盛期の「レッド
コンプレックス」を連想させる。
<美女たちのおしゃべり>出演者であったドイツ女性、ベラ・ホライタが故国に帰って書いた本<ソウ
ルの眠れない夜>でも言葉尻を捉えた。「韓国の若い女性たちは流行を狂的に追って、必ずミニス
カートを着るが、地下鉄の階段を上がる時、大騒ぎして隠すならなぜ着るのか分からない」という
部分だった。チョン・ヨオクの<日本はない（邦題：悲しい日本人）>に日本女性に対するもっと酷い
話が登場しても問題意識を感じなかった韓国人が自らに対する表現には耐えられなかった。
（中略>>2-5のあたり）
メディアは‘韓国侮辱’に対する報道でネチズンの愛国心を釣る。愛国心というよりは集団的な自
分の保護意識といった方がより的確かもしれない。我が国のメディアの異常な反応には鎮静剤が
必要だ。他の見方をすれば韓国侮辱があったことより、そのような侮辱に対してメディアがそれを
報道し、その報道を見てネチズンが反応をすることがさらに恥ずかしいことでもある。その一連の
過程を見守る外国人は韓国人の我慢のなさに嘲笑を覚えることだろう。
このように「韓国侮辱」に耐えられないが、外国の権威紙に韓国批判が載れば何かの啓示でも受
けたように生半可に「自省論」を叫ぶ姿もまた我が国のメディアの弊害だ。外国メディアの称賛に
大喜びする姿も滑稽だ。私たち自ら私たちの姿に確信を持つことができないのでは、誰が私たち
をまともに評価するだろうか。
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▲コ・ジェヨル、時事IN記者
ソース：PDジャーナル(韓国語) 韓国の‘卑下コンプレックス’[時論]
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