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[韓・日100年大企画](1)両国の大学者に聞く
“日王訪韓大きい意味…高宗の墓参拝しなければ”
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▲左：韓完相(ハン・ワンサン)元副総理、右：和田春樹東京大名誉教授
｜東京パク・ホンギ特派員・ソウル ホン・ジミン記者｜2010年は韓国戦争(朝鮮戦争)勃発60周年、
4・19革命50周年、5・18光州（クァンジュ）民主運動30周年、6・15共同宣言発表10周年だ。韓国近・
現代史の一線を引いた重要な事件を真摯に顧みることができる機会になるだろう。特に庚寅（かの
えとら）の2010年は韓日併呑100年の年だ。ソウル新聞は被害者と加害者で行き違って1世紀を送
った二つの国が過去の傷痕を洗って新しい100年を開いていく道を築きあげる年中シリーズを始め
る。初回は二つの国の元老である韓完相(ハン・ワンサン)元副総理(左側)と和田春樹東京大名誉
教授の紙上対談形式で両国関係を点検する。
2010年は韓国戦争勃発60周年、4・19革命50周年、5・18光州民主運動30周年、6・15共同宣言発表
10周年だ。特に庚寅年の2010年は韓日併呑100年の年だ。ソウル新聞は被害者と加害者で行き違
って1世紀を送った二つの国が過去の傷痕を洗って新しい100年を開いていく道を築きあげる年中シ
リーズを始める。初回は二つの国の元老である韓完相元副総理と和田春樹東京大名誉教授の紙
上対談形式で両国関係の過去と現在、未来を点検する。
ソウルと東京で各々行われたインタビューで二人は「庚寅年は二つの国が100年前を振り返って
みて、100年先を見通さなければならない年として歴史を隠しておいて望ましい未来を開くことは容
易ではない。」としながら「正しい歴史的省察を通した韓・日間の成熟した未来を希望する。」と口を
そろえた。
韓元副総理は「21世紀は東勢の時代であるだけに韓国と日本、ひいては中国が平和の中心勢力
として力を合わせることさえできるならばグローバルな問題、すなわち気候変化やテロなどどんな問
題でも広壮な発言権を持つことができる。」と強調した。和田名誉教授は「村山談話を跳び越える転
向的な「鳩山談話」が発表されることを期待する。」としながら「植民地化がなぜ起きることになった
のかなどを含んだ真の意味の歴史的判断を込めなければならない。」と話した。
特に日王の訪韓問題と関連して韓元副総理は「併呑の不当性など日本の誤りを丁重かつ率直に
認めて謝罪して宗廟で敬意を表わして、100年前の併呑と105年前の勒約(訳注：ろくやく。強制的に
結ばされた条約。1905年の乙巳勒約＝第2次日韓協約を指す。)の時に持った高宗（コジョン）皇帝、
明成（ミョンソン）皇后(訳注：閔妃のこと)、純宗（スンジョン）の痛みなどを再確認して参拝するという
二つが前提にならなければならない。」と指摘した。
和田名誉教授は「明仁天皇(和田教授の表現)は裕仁前天皇が訪問できなかった中国も訪ねた。
韓国を訪問することは大きい意味を持つ。」としながら「高宗皇帝と明成皇后、純宗の墓を参拝する
のは重要なことで2010年に実行されるならば非常に意味深いだろう」と共感を表わした。
ソース：ソウル新聞(韓国語) 2010-01-01 1面
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