09/12/31 19:35:02
環球時報が中国の5つの都市に住む人を対象に「中国人が見た世界」と題する調査を行った。
調査結果によると、中国人が最も好きな国は順に米国、フランス、オーストラリア、シンガ
ポール、日本であることが分かった。環球網が伝えた。
調査では、北京、上海、広州、武漢、重慶の5つの都市に在住する人びと、1350人を対象に
電話でアンケートを行ったという。調査は7つの項目について質問が行われた。7つの質問
のうち、『最も好きな国・地域は?』という質問に対し、トップは13.1%で「米国」、
続けて「フランス」、「オーストラリア」、「シンガポール」と続き、5.1%が「日本」と
回答した。
この順位はもうひとつの質問である『最も行ってみたい国・地域は?』というものの回答と
全く同様であり、記事では「これらの国は中国に対して良くない言動をとる国であるが、
中国人は理性的であることが分かった」としている。
また、『中国のイメージを損ねた行為は?』との質問に対し、59.2%の人が「官の汚職
事件」と回答し、3年連続でトップとなった。続けて、44.1%の人が「低品質な中国製品と
山寨(パクリ)製品」と回答、31.4%が「環境汚染」と回答した。また、『中国製品に
対する印象は?』との質問には68.6%が「まあまあだが、さらなる品質の向上を望む」
と回答、11.8%が「最高だ。もう手放せない」と回答したという。
記事では、調査の結果を総じ、「中国ネット上の民意はより過激であるのに対し、電話調査
を通じて中国の一般人たちの国際問題に対する判断は相当正確であることが分かった」と
している。これに対し、ネット上では「(調査結果に対し)理解できない」、「中国人が
好きな国はパキスタンだろ!」「結果を操作しているだろ!」など、調査結果に納得して
いないと思われるコメントが多数寄せられている。(編集担当:畠山栄)
サーチナ 2009/12/31 16:50
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