09/12/29 21:04:53
韓国情報機関が１９７０～８０年代、在日韓国人の母国留学生らをスパイ容疑で摘発した事件
を再調査中の韓国政府機関「真実・和解のための過去事整理委員会」は２９日までに、
故金大中氏（後に大統領）への死刑宣告につながる事件など３件が冤罪だとの調査結果をまとめた。
拷問で虚偽自白が強要されたとして元被告ら計６人に対する再審や謝罪を政府に勧告した。
元被告らが明らかにした。
北朝鮮は当時、工作員を日本経由で韓国へ活発に送り込んだが、韓国軍事政権はこれを口実に、
民主化運動弾圧のため多数のスパイ事件をでっち上げたことが最近の裁判や調査で次々に明らかになっている。
今回の調査結果は、在日社会が南北対立の犠牲となった実態をあらためて示した。
調査されていたのは、７７年に軍保安司令部に連行された
金整司さん（５４）＝埼玉県秩父市＝や８４年に連行された尹正憲さん（５６）＝奈良市＝ら。
日本で北朝鮮指導員から指令を受け、韓国で機密を探知したとして有罪が確定し２～４年間服役したが、
委員会は電気や水拷問で得た自白と捏造された物証だけが判決の根拠だと判断した。
ソース 共同通信 2009/12/29 18:57
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