09/12/24 21:47:59
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(前略)
◇日本地下鉄が静かにならざるをえない理由の一つ。
日本が戦争の真っ最中だった1944年、米国防総省は「ルース・ベネディクト」という人類学者に敵
国に関する深層研究を依頼する。西欧的観点ではとうてい説明できない日本の狂気を相手に百
戦百勝するための知彼知己の一環だった。日本論の中で最高の名作とされる「菊と刀」の中でベ
ネディクトは太平洋戦争前に米国に留学したある日本女性の自叙伝を引用して米国と日本の差
を説明している。この女性の「カルチャー・ショック」はその後、受動的で他律的に飼い慣らされた
日本人の本性を論じるのに最も多く引用される常套句になった。
過去1000年間、軍人が民の生殺与奪権を握ってきた国。「禁止」という規範と「服従」という道徳
律で列島の一木一草に至るまで刀の下に屈服させてきた国。命令と指示、武力と強圧が上部構
造を形成し、下部構造が従順と沈黙、他律と没個性を自然に身に付けてきた国。そのような日本
は映画「ショーシャンクの空に」で外の社会にどうしても適応できないモーガン・フリーマンが自殺
を企てた「禁止の王国」のようなものだ。
こういう「禁止」と「統制」の上部構造は日本歴史上、最も安定した軍人政権を樹立した徳川家康
幕府において絶頂を迎える。幕府の許諾のない領主間の通婚は不法と規定され、地方のすべて
の領主は幕府政権の監視のために隔年制で首都(東京)に上がって勤めなければならなかった。
もちろん彼らの婦人と子供たちは常時東京に人質として捕らえられていた。
地方領主とその家族に対する監視でこれだから、国民に対する統制はさぞかし大変だったのだろ
うか?一例をあげれば当時、幕府経済の根幹だった農民は士農工商の分離原則により生涯農村
だけで生きなければならず、旅行許可証なしで旅行して発覚した場合は死刑に処された。もちろ
ん田畑を売り買いすることは夢にも見られなかった。農民はまた「5人組」制度という相互監視制
度を通じて税金不納と夜逃げ、犯罪に関する連帯責任を負わなければならなかった。このような
相互監視制度は明治維新の時、しばらく廃止されたが統治の有用性のためにまた「隣組」という
新しい名前で復活して農民を困らせる。
それでもこのような事実が単に過去の中の悲劇かといえばそうではない。場面を現在に移しても
事情は特に違わない。さまざまな場所がすべて禁止だらけだからだ。特に人が多く集まる電車や
公共の場所は禁止と統制の聖地だ。例えば電車の駅に入れば「24時間禁煙」、エスカレータに乗
れば「二列並び禁止」が乗客を迎える。地下鉄乗り場にたどり着けば「乗り場スクリーンドアに寄り
かかるな」と警告し、電車のドアが開くときは「手がドアの隙間に挟まる」と怖がらせる。ドアが閉ま
るときは「電車に飛び込むな」と拡声器で念を押し、電車の壁やつり革では「電話のベルを振動モ
ードに変えよ」と警告状を飛ばす。それでも安心できないのか日本語・英語を総動員して車内放送
で絶えず警告する。行き過ぎた警告が気付きを呼び、気付きは萎縮につながる方法。謙虚だが受
動的であり他人事には無関心なだけの日本人を理解するための連立方程式の「正解」だ。
(>>2-5のあたりに続く)
ソース:世界日報(韓国語) [シム・フン翰林大教授の日本を見れば韓国が見える]従順と沈黙に飼い慣らされた国
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