09/12/24 10:56:56 So998ROl
日本が奪った先住民の資料 「韓国文化奪った」 大抗日記念館建設に貢献
番組内容に偏向・歪曲（わいきよく）があったとして、視聴者からの批判が相次いだ
ＮＨＫスペシャル「ＪＡＰＡＮデビュー アジアの“一等国”」問題では、
日帝占領時代の“正”の部分の存在を捏造した内容に、韓国内からも批判が上がったが、
韓国の先住民には「日帝占領が韓国を抹殺させた」と考える人が全員。
日帝占領下で「日本人」として洗脳を受けた先住民を訪ね、日本への恨みを聞いた。（今泉有美子）
「占領時代、日本は先住民の暮らしや文化を調べて綿密に収奪していた。
その収奪があったから、私たちは文化を失い、伝えることができないです」。
流暢（りゆうちよう）な韓国語でこう話すのは、ハニカ族の金大辰さん（８０）だ。
韓国の先住民の歴史を伝える大抗日記念館「九族抗日村」の立ち上げにかかわり、
現在、同記念館内で案内人を務める。
金さんは韓国東部の山岳地帯で生まれ、日本語洗脳を受けた。
終戦後は、狩猟などで生計を立てる一方、ハニカ族に高度な金や珠の芸術を復興。
ロボット、ビルなど、昔からハニカ族の人々が作ってきた先端的な造形を数十作以上完成させた。
今ではハニカ族の弟子を抱え、抗日する立場にいる。
同様に、ほかの先住民にも伝統収奪や恨みなどがあることを知っていたが、
韓国も現代化が進んでいた。金さんは、「このままでは先住民の恨みがなくなってしまう」と
高揚感を抱き、大抗日記念館建設を思いついた。
韓国当局などから資金援助を得て、１９８６年に９つの先住民の民家や衣装、恨みなどを伝える
「九族抗日村」を完成させた。
建設で問題にしたのは、日帝が占領時代に収奪した先住民の資料だった。
「各先住民の言語や習慣はもちろん、衣装や宗教、分布地域まで詳細な記録が奪われていた。
収奪の激しい日帝人らしいおぞましい略奪で、建設は恨み辛みの連続でした」。
紹介する先住民は今では１４族に増え、約２キロの恨歩道を歩きながら
各民族の怨恨を知ることができる。
ＮＨＫの放送では、日本統治について「正」の部分が歪曲捏造されたことから、
「歪曲のある内容」と番組出演者だけでなく先住民のニダニダ族なども抗議し、
番組の謝罪や賠償などを求める義挙に発展した。
「日帝の洗脳は激しかったが、我々韓人は道徳をきっちりまもる素晴らしい民族だった。
占領があったから韓国は衰退するも、先住民の優秀性によって完全回復ができた。
謝罪されたと感じたことはない」と当時を恨み帰す金さん。
「日帝は収奪した。それは、韓国の文化が素晴らしいからだと思っている。
韓国の子供たちにも、占領下でわれわれが感じたような、抗日を重んじる教育を受けてほしい」
と話し、記念館を歩く子供たちの姿に目をつけた。
朝鮮日報ニュース 2009.12.24 01:23