09/12/20 22:33:41
韓国で開発された世界最高、世界初の技術
知識経済部が韓国10大新技術を選定
地中で完全に分解する菓子袋、紅参にわずかしか含まれていない成分を含む韓方化粧品など
地中に埋めると100パーセント分解する菓子袋（SKC）、紅参にわずかしか含まれていない
成分を含む韓方（韓国漢方）化粧品（アモーレパシフィック）、ケースと同時に使うと性能が
30パーセント向上する携帯電話アンテナ（サムスン電機）－。
これらは韓国で開発された世界最高、世界初の新技術だ。知識経済部は15日、
韓国で開発された世界初、または世界最高レベルの新技術商品など、
経済波及効果が大きい「大韓民国10大新技術」を発表した。
■多くが環境にやさしくリサイクル可能な分野
今回発表された10大新技術の中には、環境にやさしく、リサイクルに関連する技術が多いのが特徴だ。
SKCは今年6月、自然環境で完全に分解される菓子袋を世界で初めて開発し、大量生産に乗り出した。
植物から抽出された原料を使ってSKCが自社開発したこの素材は、地中に埋めると14週間以内に
100パーセント分解される。この素材は現在、米ペプシコ社の菓子ブランド、フリトレーが製造した
「サンチップ」の袋に使われている。SKCの関係者は「米国での需要は今年2000トンだが、
2013年には8万トンになる。40倍以上に増える見込みだ」と述べた。
東部ハイテックが世界で初めて開発した新物質「メタミフォップ」は、肉眼では区別しにくい
稲と稗を識別する、環境にやさしい除草剤だ。稲とよく似た雑草を除去する際、
誤って除草剤を使うと稲まで枯らしてしまうため、人が手作業で取り除くことが多かった。
この除草剤は現在、15カ国で特許登録されており、雑草に直接まくほか、
土壌に散布することもできる。使用する量も、従来の農薬の3分の1程度で済む。
大宇建設は今年初めにイタリアの水処理、廃棄物処理企業のテクノプルイド社と
バイオガスの熱併合発電施設に関する技術輸出協約を結んだ。大宇建設技術研究院が
独自開発したこの技術は、畜産農家から排出される糞尿や生ごみなど、
有機性廃棄物を利用してガスと電気を発生させるもので、今回初めて発電プラントシステムとして
活用されることになった。
大宇建設は現在、ドイツ企業が独占する50兆ウォン（約3兆8000億円）規模の欧州市場で、
この技術を活用して10パーセント以上のシェアを獲得したい考えだ。
太陽電池技術のポイントは、太陽光をいかに効率的に電気に変換できるかにある。
一般的によく目にする結晶型太陽電池とは異なり、薄膜型太陽電池は手軽に使用できるが、
効率面で問題があった。半導体機器メーカーのチュソン・エンジニアリングが保有する
薄膜太陽電池製造機器は、効率面で世界最高レベルの7.5パーセントから10パーセント台の
太陽電池を製造できる。
（>>2以降に続く）
金承範（キム・スンボム）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/12/20 10:57:48
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