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遺体男性は韓国人代表 伊奈の殺人 従業員ら行方不明
伊奈町寿の部品販売会社「東京パーツ」で１１月、焼け跡から殺害された男性の遺体が
見つかった事件で、上尾署捜査本部は１８日、ＤＮＡ鑑定などから、男性は同社代表で
韓国籍の林(イム)采岩(チェアン)さん（４９）と判明したと発表した。県警関係者によると、
林さんは他の韓国人従業員とともに同社内で生活していたとみられるが、事件後、
従業員らの行方が分からなくなっているという。
県警幹部によると、林さんは１９９４年、東京都新宿区を拠点に「合同モータース」の社名で事業を開始。
９８年に熊谷市に本店を移した後、２００３年には社名を「東京パーツ」に変更して活動していた。
０７年以降、短期滞在の在留資格で計１１回、日本国内に入国していたことが確認されている。
知人の韓国人男性によると、林さんは「日本人女性と結婚していた時に、埼玉近辺に住んでいた。
近いうちに日本国籍を取得し、埼玉県内を拠点に本格的に事業を拡大したい」と話していたという。
県警は、林さんの交友関係を中心に捜査し、従業員が何らかの事情を知っているとみて、
所在の確認を進めている。
（2009年12月19日 読売新聞）
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