09/12/15 02:08:19
小沢幹事長「30日ルールって誰がつくった?」
民主党の小沢一郎幹事長が行った14日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席
が特例的に会見することになった経緯や(中略)などに関する発言要旨は次の通り。(中略)
【天皇陛下と習副主席との会見の経緯】
●習副主席と天皇陛下の会見は(1カ月前に文書で正式に申請する)「30日ルール」にのっとらず
行われるが
「30日ルールって誰がつくったの?知らないんだろ、君は。法律で決まっているわけでも何でも
ないでしょ、んなもの。君は日本国憲法を読んでるかね? ふん? 天皇の行為はなんて書いて
ある?」
●国事行為と
「国事行為は内閣の助言と承認で行われるんだよ。天皇陛下の行為は、国民が選んだ内閣の
助言と承認 で行われるんだ、すべて。それが日本国憲法の理念であり、本旨なんだ。ね」
「だから、なんとかという宮内庁の役人(羽毛田信吾宮内庁長官)が、どうだこうだどうだいった
そうだけども、まったく、日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか
思えない。ちょっと私には信じられない」
「しかも内閣の一部局じゃないですか、政府の。一部局の一役人が、内閣の方針、決定したことに
ついてどうだこうだというのは、日本国憲法の精神、理念を理解していない、民主主義を理解して
いないと(いうのと)同時に、もしどうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ。あたりまえ
でしょ、役人なんだもん。そうでしょう?」
「マスコミも役人の言う通り報道ばかりしてちゃいけません。ちゃんとよく憲法を読んで」
「そして天皇陛下のお体がすぐれない、体調がすぐれないというならば、それよりも優位性の低い
行事はお休みになればいいことじゃないですか。そうでしょう? わかった?」
●陛下の健康上の問題にかかわらないなら1カ月ルールはよろしいものではないという認識か?
「だから、1カ月ルールなんて誰がつくったんですか?」
●(ルールは)なくてもいいと思うのか
「なくてもいいもんじゃない。誰つくったか調べてからもう1回、質問してください」
「私はルール無視していいとかなんとかといっているんじゃないよ。宮内庁の役人がつくったから、
金科玉条で絶対でそんなバカな話があるかっていうんですよ。ね」
「天皇陛下はご自身に聞いてみたら『それは手違いで遅れたかもしれないけれども会いましょう』と、
必ずそうおっしゃると思うよ。わかった?」
●小沢氏が平野官房長官に対して、(天皇陛下と習副主席の)会見を要請したという報道が
あるが、事実関係は。政治利用という議論がおこっているがどう考えるか
「今説明したじゃないですか。天皇陛下の国事行為、行動は、国民の代表である内閣、政府の
助言と承認で行うことなんですよ。そんじゃ、全部、国事行為は全部、政治利用になっちゃう
じゃない。諸君の理解が、まったくおかしいんだよ。マスコミの。そうでしょう」
「天皇陛下は内閣と助言と承認(で行うと)、憲法にちゃんと書いてあるでしょうが。それを政治
利用だとかいったら天皇陛下、何もできないじゃない。内閣に何も助言も承認も求めないで、
んじゃ、天皇陛下が個人で勝手にやんの? そうじゃないでしょ」
●要請したという事実関係は
「政府の決めることですから。私が習近平副主席を天皇陛下とお会いさせるべきだとか、させるべき
でないとか、というようなことを言った事実はありません!」
●習副主席と小沢氏の会談が中止となったが
「予定していたわけではございません。会いたいという連絡はあったそうですけれども、私は中国
行ったばっかりですし、(習氏は)お忙しいと思って『ご無理なさらんでもよろしい』と(中止を伝えた)」
(以下略)
ソース:産経新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)