09/12/12 09:04:56
「日本は英雄を称えるが、韓国は弱点を握る」。
ベンチャー1世代を代表する最高経営者(CEO)として‘長寿’している趙顕定(チョ・ヒョン
ジョン)ビットコンピューター会長(52)。 仁荷(インハ)大3年だった1983年に医療情報ソフ
トウエア(SW)会社を設立した趙会長は「大学生創業1号」「ベンチャー企業1号」などと呼
ばれた。
数年間で年間売上高200億ウォン台の会社に育てた趙会長が最近またニュースを生み
出している。 世界に比べて遅れているといわれるSWの輸出を実現したほか、‘わき道’で
はあるがショッピングモール不動産開発で成功したからだ。 今月初めカザフスタン政権と
締結した578万ドルの「統合デジタル病院ソリューションプロジェクト」がそれだ。
こうした話を聞こうと9日、ビットフレックス2階の食堂で会った趙会長は「英雄論」を語り始
めた。 「先進国は飛躍のために常に英雄を生み出している。 韓国では英雄が出てくる頃に
なると弱みをつかむ。 建国大統領の李承晩(イ・スンマン)、近代化に率先した朴正煕(パク
・ジョンヒ)、産業立国を固めた李秉喆(イ・ビョンチョル)、鄭周永(チョン・ジュヨン)はみん
な英雄だ。 もちろん一部足りない点はあったのだろう。 しかし日本はマイナス面があっても
業績が大きければ英雄視する」。趙会長は韓国が先進国入りの目前で足踏みをした理由
に‘英雄の冷遇’を挙げた。
趙会長が不動産開発を手掛けたのは偶然の契機だった。 「00年に流通専門家である故
郷(慶尚南道咸安)の先輩たちから少し投資してほしいという話を受けた。 事業が専門分野
でなかったので迷ったが、開発のアイデアが良かったので心が引かれた。 リスクの大きい
事業であり、これもベンチャーだと思って決心した」。趙会長とビットコンピューターが合わせ
て50億ウォン(現在持ち株48%)を出資すると、産業(サンオプ)銀行などの投資者がつい
てきた。
趙会長は「年初、往十里(ワンシンリ)の駅舎が本格的にオープンした後1年で江北(カン
ブク)最大の新世代商圏に浮上した。 江南(カンナム)COEXモールの次に若者が集まる場
所になっている」と話した。
この駅舎は2011年に完工する盆唐(プンダン)延長線と国鉄など4つの電車ラインが集
まり、近くに江辺北路(カンビョンプンノ)がある「四通八達」であり、展望も明るいという説明
だ。 とにかく建設景気のように浮き沈みが多いSW会社の立場としては、キャッシュカウ(金
のなる木)を確保したということだ。
>>2に続く
URLリンク(japanese.joins.com)
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