09/12/10 22:37:30
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ミュージカル「英雄」が男たちが必ず見るべきミュージカルとして人気を博しており、女性観客が主
流をなす韓国ミュージカル市場に新しい地図を開いている。
今までミュージカル市場は「女性観客パワー」が大勢であった。製作会社ごとに人気ミュージカル
俳優を前面に出したスター・マーケティングをするかと思えば、女心を攻略するための各種アイデ
アで勝負をかけた。
このような渦中に安重根義士の人生に光を当てた「英雄」は女性観客に劣らず男性観客が大挙
押し寄せている。「英雄」が公演されている駅三洞（ヨクサムドン）LGアートセンターには最近、男
同士で来た観客がどんどん増えた。職場の同僚同士し、友達同士、または父親と息子などの男性
観客層が新しいミュージカル観客文化を作っている。
男たちの間で映画館もあまり行かない文化が一般化している現実で、公演会場を訪れることは容
易ではないため、より一層注目を引いている。
これは祖国のために忠誠を誓い、軍人としての自尊心と愛国心、そして東洋平和のために伊藤博
文を狙撃した安重根義士の人生に対して男性観客が大きく共感したためと解説される。既存のミ
ュージカルが主に女性観客中心のストーリーや作品の雰囲気であったのに反して「英雄」は男性
美があふれ、血を沸かせる気概と志が作品の中に溶け込んで、男性観客の人気を呼んでいると
いう評価だ。
男性観客の加勢は女性中心のミュージカル観覧文化に変化を与えるなど観客底辺の拡大にも肯
定的な影響を及ぼすものと見られる。特に年末をむかえて「注いで、飲んで」といいながら連日、
お酒を酌み交わす旧式忘年会を脱皮して公演を見て一年を終える時代の流れとかみ合わさって
男性観客はさらに集まると予想される。
10月26日開幕した「英雄」は全回全員起立拍手という異例の記録を立てて連日話題をまいてい
る創作ミュージカルで、目が離せない舞台美術と感動的なストーリーが相まって観客の絶賛を受
けている。
クァク・ミョンドン記者
ソース：フォーカス新聞社(韓国語) 雄壮な英雄、男心捉えた
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