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◆‘部屋から対馬まで見える’高層マンションが人気
写真:URLリンク(japanese.joins.com)
国土が狭い韓国では高層・高密化建設が常に宿題だった。
建物を高く築いて土地を効率的に使おうという試みは、
マンション普及が始まった1970年代に本格化した。
1972年、ソウル永登浦区汝矣島(ヨウィド)に当時では
最も高い12階建てマンションが誕生した。
当時のマンションが5-6階建てであることを考えると‘超高層’だったわけだ。
1980年代に入ると高さは20階程度にぐっと伸び、
1990年代に入ると25~30階のマンションが続々と建設された。
しかし当時の高さ競争は‘どんぐりの背比べ’だった。
政府の階数規制と技術不足のため、ほとんどのマンションが
30階を超えることはできなかった。
しかし2000年代に入ると雰囲気が大きく変わった。
土地が不足する中、建築技術が向上し、ソウル江南(カンナム)一帯と
首都圏新都市を中心に40階を超える超高層住商複合マンションが
次々と建てられ始めた。
現在、国内で最も高いマンションは江南区道谷洞(カンナムグ・ドゴクドン)の
「タワーパレス3次」。
69階・264メートルで、汝矣島(ヨウィド)63ビル(239メートル)より25メートル高い。
「タワーパレス」の次はソウル陽川区木洞(ヤンチョング・モクドン)「ハイペリオン」
(69階・256メートル)だ。
これらのマンションは、圧倒的な高さによる開かれた眺望権で住宅需要者を魅了した。
分譲代行会社のキム・シン社長は「マンションの高層化ブームを起こしたのも、
眺望権の価値が再評価され始めたのも、この時期からだ」と述べた。
マンションの下から見れば仰ぎ見るような高さだが、こうしたマンションの時代も過ぎていく。
2けた階数、高さ300メートルを超えられなかったマンションが、今後、100階という
3けた階数・高さ400メートル以上で建設できるということだ。
100階の超高層住居施設の最も大きな武器は卓越した眺望権。
建設業界によると、普通100階の高さから確保される可視距離は約50キロだ。
現代(ヒョンデ)産業開発設計チームのチェ・ヨンソク部長は
「72階の釜山市海雲台区(プサンシ・ヘウンデク)のアイパークも
釜山(プサン)全域はもちろん、天気がよければ40キロ離れた対馬も見える」と述べた。
中央日報 2009年12月09日 15:48:58
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