09/11/28 23:22:12 L7cKlawz
韓国観光協会、治療費募金へ…射撃場火災
韓国・釜山の室内射撃場で日本人観光客らが死傷した火災で、27日朝に死亡
した長崎県雲仙市の会社員原田洋平さん(37)が入院していた長林ハナ病院
は同日、原田さんの遺体を遺族に引き渡す際、治療費約2億ウォン(約147
0万円)の支払いを雲仙市が保証する文書を同市と取り交わした。
治療費は、釜山ツアーを手配した島鉄観光(長崎県島原市)が旅行特別補償保険から支
払う予定。この保険では、入院180日以上で40万円、後遺症の程度に応じ
て2500万円の3~100%、死亡の場合は2500万円が旅行会社に支払
われる。
入院中の雲仙市の農業笠原勝さん(37)は順調に回復しているが、笠原さ
んの入院が長期化すれば、保険の限度額を超える可能性もある。釜山市は、
家族らの滞在費や遺体の搬送費は負担するが、治療費は「民間での火災で行政
機関が負担した事例はない」として支払わない方針。
「韓国観光協会中央会」(本部・ソウル)は、外国人観光客の約4割を占め
る日本人への配慮から治療費を捻出(ねんしゅつ)するため、全国の支部や釜山
市に拠点を置く企業、釜山市民から10億ウォン(約7350万円)を目標に
募金を計画している。
(2009年11月28日22時37分 読売新聞)