09/11/23 23:41:42
(ソウル=聯合ニュース)全世界的に人気を呼んできた日本アニメ産業が劣悪な条件の中で販売減
少に苦しめられ、悪戦苦闘しているとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)インターネット版が21
日伝えた。
日本アニメ業界従事者は低い報酬を受けて長時間勤務に苦しめられており販売量は減少してい
る。その上、中国や韓国などアジア諸国が安い労働力と政府支援に力づけられて高品質のアニメ
番組を出して競争もますます熾烈になっている。
一時、製造業商品で有名だった日本でアニメは子供だけでなく成人ファンの興味もひいて最も人
気がある文化輸出品目に成長した。「千と千尋の神隠し」は2002年アカデミー賞を受けたし、これ
に先んじて放映された「ポケットモンスター」は米国テレビおよび映画市場はもちろん関連商品市
場でも大きな成功を収めた。
だが日本の児童人口減少で新しいプログラムに対する協賛会社の資金支援が停滞され、多くの
アニメ製作会社が成人視聴者を狙ったエロ物や暴力物で視線をそらしている。
ユーチューブをはじめとする無料インターネットサービスもアニメDVD販売を低下させて業界を脅
かしている。日本ビデオソフトウェア協会によれば日本産アニメDVD販売は2006年937億円で頂
点に達したが、2008年728億円で1年前に比べて18%減った。
アニメ業界の士気は落ちるだけ落ちた状態だ。業界経営陣は才能ある人材がビデオゲームなど
給料の良い職業を探して離れ、新規雇用者10人中9人は3年以内に仕事を辞めると話している。
若い作家は大部分フリーランサーとして仕事をし、スケッチの買い取りで報酬を受けているが、一
枚当たりの価格は過去30年間それほど上がっていない。
2年間、職業学校で修学した後テレコム・アニメーションに入社したオオタニ・リエ(22)さんは一日ほ
とんど12時間をコンピュータ画面の前で過ごし、1ヶ月の目標がスケッチ300枚だが、月収入は
10万円にも達し得ない。彼女は「アニメを愛する人たちと一緒に仕事をするのは楽しいが、収入が
あまり少なくて、両親から独立できるか心配だ」と打ち明けた。
日本政府は若い作家養成とマーケティング費用補助等を通して支援を強化すると話しているけれ
ど、日本の会社が中国と韓国、ベトナムなど労働費が安い国家の業者に外注製作を依頼して日
本国内の人材養成はますます難しくなっている。
テレコム・アニメーションの社長、竹内孝次氏は「業界がとても疲れて衰退し、暗くて苦しい作品が
多くなっている。面白味と希望のメッセージも消えている」と語った。
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URLリンク(online.wsj.com)
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ソース:(韓国語) <危機に直面した日本アニメーション業界>
URLリンク(img.yonhapnews.co.kr)
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