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技術教育から見た 旧満州 資料１００点 宇大付属図書館 企画展始まる
「満州グラフ」など旧満州関連の資料を集めた企画展＝宇都宮市で
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
旧満州（中国東北部）にスポットを当てた企画展「『満洲国』における技術員・技術工養成関係資料」
が二十日、宇都宮市峰町の宇都宮大付属図書館で始まった。戦前の貴重な資料約百点が並ぶ。
同図書館は「戦後六十年」の二〇〇五年に「旧植民地資料室」を開設。旧満州を中心にした
戦前の資料分析を進める一方、技術教育史の研究で知られる原正敏・東京大名誉教授が
〇七年に旧満州関連の資料を同図書館に寄贈。「集まった資料と研究成果を地域の人たちに
還元したい」と企画展を計画した。
展示されているのは、当時の地図や南満州鉄道（満鉄）のＰＲ誌「満州グラフ」など。
グラフは、旧満州の先端技術の象徴とされる「超特急あじあ」や鉄道技術員養成所の記事が載った
号をそろえた。また、日本国内にあった、旧満州へ送り込む技術者の養成機関で撮影された
珍しい写真も並んでいる。
同図書館の板橋久夫専門員は「めったに見ることができない資料ばかり。
当時の実情を、学生ら若い人にもぜひ知ってほしい」と呼び掛けている。
企画展は十二月二十二日まで。今月二十二日午後二時からは、佐々木亨・名古屋大名誉教授が
「“満洲国”の技術員・技術工養成の諸施策に関する研究について」と題して講演する。
企画展、講演とも入場無料。問い合わせは同図書館へ。（上田千秋）
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※依頼ありました（依頼スレ121、>>757）