【出版】姜尚中ブームの謎に迫る[11/16]at NEWS4PLUS
【出版】姜尚中ブームの謎に迫る[11/16] - 暇つぶし2ch1:出世ウホφ ★
09/11/16 18:49:11
本を出せばベストセラー、テレビでは討論番組のコメンテーター、美術番組の司会とひっぱりだこ―。
政治学者で東大教授の姜尚中(カンサンジュン)氏が多彩な活躍を見せている。
“姜ブーム”の背景には何があるのか。(泉田友紀)

氏は、討論番組「朝まで生テレビ!」の常連論客として知られ、
在日2世の立場から朝鮮半島問題を積極的に論じるなど、
政治をめぐって鋭い社会的発言をしてきた。2004年には生い立ちと心の遍歴をつづった
半生の自伝『在日』(講談社)がベストセラーとなった。

ブレークを決定づけたのは、昨年刊行された85万部のベストセラー『悩む力』(集英社新書)
マックス・ウェーバーと夏目漱石という100年前の同時代人を通じ、悩みの本質に迫った。
今年4月からはNHK教育「日曜美術館」の司会に起用され、来年の刊行に向けて
実母をテーマに小説を執筆するなど、専門を超えて活動の幅を広げている。
人となりを紹介したDVD付きのムック本『姜流』(朝日新聞出版)も話題を呼んだ。

最新刊『リーダーは半歩前を歩け』(集英社新書)では、韓国の元大統領で、今年8月に亡くなった
金大中氏との対談を軸に、先の見えない時代をリードする人材論を展開している。

<私は子供のころから、「リーダー」というものが根本的に向いていない性格でした>と自らの人生に重ね合わせながら、
リーダー像を考察。カリスマ性に満ちた人物が大衆を引っ張るのではなく、
だれもがリーダーになりうる時代の心構えを提案し、政治参加の大切さを訴えた。
担当編集者の落合勝人さんは「鋭く状況を分析し、わかりやすい言葉で伝えられる人」と、その魅力を語る。

一方、『マックス・ウェーバーと近代』(岩波現代文庫)などを担当した編集者、林建朗さんは
「原書を読み込む地味な研究が一種の重しになって、多彩な分野を論じても軽薄に流れない」と話す。

端正なルックスやソフトな語り口だけが人気の理由ではない。天下国家を論じる場合、
どこか「自分」が置き去りにされがちだが、氏は自身の問題に引き寄せ、
身近な言葉で社会や生き方を論じる。読者はそこに引きつけられるのではないだろうか。

■領域の垣根越え自己表現
姜さんとの一問一答
―幅広い活動の理由は?
日本では政治、経済、文化など、領域ごとに垣根がある。領域横断的に自己表現することで何かが
学べるのではないかと思い、マルチな場に出てみた。時代と「添い寝」した部分があるかもしれません。

―イメージが先行することをどう思うか。
いろいろな場に出る上で仕方がないこと。テンポの遅い話し方を揶揄(やゆ)されることがあるが、高校時代に
軽い吃音(きつおん)になり、自分の話を耳で確かめるスピードになってしまった。戦略的な意味は全くない。
ファッションもほとんど妻まかせで、あまりポリシーはない。

―今後の活動は。
私も来年で還暦。今後5年間で、自分のあるべき方向に収束していこうと思う。物を書き、そして学問の分野では、
ライフワークの「日本の戦後」を考えたい。人生の秋は、少し落ち着いてやりたいと思っています。

(2009年11月16日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
「三四郎と美禰子の出会いの場面は印象派の絵のよう」と語る姜さん(東大本郷キャンパスの三四郎池で=飯島啓太撮影) 
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