09/11/12 08:15:28
焼く音が軽快で楽しく、燃え上がる火で目も楽しむ。おいしそうな香りに誘惑され、熱気
でからだが温まる。口に入れると熱々の火の気運が広がる。「五感満足」の鉄板料理だ。
鉄板料理が発達している国は韓国と日本だ。数人が向かい合って楽しく食べる韓国の鉄
板料理、色とりどりの食材を見る楽しさがある日本の鉄板料理。魅力は異なるが、「寒い
日にはもっと食べたくなる」という点は同じだ。「ピンデトック」(韓国風のお好み焼き)には
マッコリ(濁酒)、「お好み焼き」にはビールだ。やや油の多いピンデトックの塩っぽい味に
はさわやかなマッコリの甘みがよく似合う。果汁の入ったソースで甘みがあるお好み焼き
にはビールの苦味がよく似合う。ピンデトックは通常十分な量を焼いて、大勢の人が分け
て食べる。日本には1人でも食べられるミニサイズのお好み焼きも多い。韓国のピンデト
ックが噛みごたえのある緑豆の味なら、大阪のお好み焼きは歯ごたえのあるキャベツの
味といえそうだ。
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