09/11/08 03:25:34
(>>4の続き)
鳩山総理
「領土は当然、この領土、及び国民、それが日本という国を構成しているわけであります。
それだけに、先ほども地方参政権と日本人の国民主権、主権というものとの関わりでお話しを
されましたけれども、私は主権者は日本国民であることは変わりはありません。その日本
国民の主権者でありながら地方の参政権というものは、別に矛盾なくできるものだという考え
方も、一方であるということも申し上げておきたいと思います。
今、対馬の話がございました。対馬も当然のことながら日本国の領土であることは間違い
ありません。そしてこれは地方の方々がお決めになる話ではありません。国家として、守ら
なければならない話でございます。
それだけに当然のことながら、主権者である日本国民が、これは誰の目にも対馬は日本の
領土であると、その様に我々としては100%信じて行動しているわけでありますから、その
ことに関して地方の皆さん方が、たとえこの韓国の方が多少増えたとしても、そのことに
よって我々が領土を手放すような議論になるというふうには、まったく考える必要はないと
その様に思っております。」
稲田議員
「信じるとか必要がないとかいう問題ではなくて、やはり危機管理の問題だと思っております。
対馬の有権者数は約3万人であります。ここに永住外国人、地方参政権を行使する方々が
移住をされて参政権を行使された場合、こういった国境の島についてはそういったところまで
危機感を持って考えなければならないと思っております。
さて、連立を組んでおられております亀井大臣、外国人参政権についてのお考えを最後に
お伺いしたいと思います。」
亀井大臣
「日頃から稲田議員のお考えに共鳴できることも多々あるわけでありますけれども、まぁ
あの参政権の問題についても、私は日本に住まいされる外国人の幸せのためにはその
方々の意向が、地方、また国政に反映されていくことが大事だと思われますけれども、
しかしこの問題は、外国人の方々が偏住しておられる場所もある場合もあるわけでもあり
ますし、まぁ将来そういう可能性もあるわけでありますから、そういうことを考えた場合も、
私は慎重に考えるべきだと思います。
ただ、質問されなかった点にちょっと付言しますけれども、対馬の問題については稲田議員に
してはちょっと過敏すぎるんではないかと。そんなことを言い出したら、じゃあ東京では外国人
は土地を取得して、『何で対馬でははいかんの?』と、『北海道では何でいかんの?』という、
私はそういうことにもなっていくと思います。
韓国との関係も友好に今後推移しなければならない時に、韓国に接している地域について
だけ、こういう問題を取り上げるということは、私は両国関係にとっても決してプラスには
ならないのではないか?こういうことを危惧をいたしております。」
稲田議員
「ちょっと亀井大臣、私の質問を誤解をされましたので確認をいたしておきますが、私は
対馬の土地を韓国の方々が買われる全般について言ったのではなくて、たとえば自衛隊の
基地とか、日本の安全保障に関わる所の近くにその土地を買われることについての危機感の
ことを申し上げたまでであります。また土地を買うことと、それから参政権の問題とは別だと
思っております。
総理の仰る友愛政治のその原点が、『日本列島は日本人だけの所有ではない』という言葉に
集約をされていますが、これを突き詰めていきますと、日本の国を否定することにならない
のかと。国民不在、そして総理の考えている友愛に国益やまた国民があるのかと。日本を
なくして、世界政府を作られるのであればまだしも、日本の国の総理であるというそういった
自覚を持っていただきたいと思います。」
(終わり)