09/11/07 10:38:55
朴賛浩、ジーター、A.ロドリゲス WS3人の英雄
ニューヨーク・ヤンキースの優勝で閉幕した2009ワールドシリーズは、どの年よりも
見どころ満載だった。ヤンキーズの復活も見ものだったし、国内のファンにとっては
何よりデビュー後初めてワールドシリーズの舞台に立った朴賛浩
(36=フィラデルフィア・フィリーズ、写真)の好投が印象的だった。
1994年、LAドジャーズに入団した朴賛浩は、長い間、韓国人には大リーグそのものだった。
世界最高の舞台にコリアン・ルーツを切り開いた彼が、16シーズンぶりにワールドシリーズの
マウンドを踏んだわけだから、ファンの胸が騒ぐのも当たり前。ワールドシリーズの
第2、4、5、6戦に出場し、3回と3分の1回を投げて1点も与えない好投を見せた。
記録も良かったが、登板した状況にさらに目が行く。朴賛浩は、1~2点差をリードされているか、
1点も与えてはならない絶体絶命の瞬間にマウンドに上がった。
朴賛浩は4度の登板でトップバッターのデレク・ジーターに3度出くわした。
結果はスリーバント三振、四球、1塁のゴロで朴賛浩の勝ち。
ヤンキースの攻守の核であるジーターを3度も相手にしたことから分かるように、
フィラデルフィアのチャーリー・マニュエル監督は、朴賛浩を固く信頼した。
朴賛浩との対決では今一だったが、「ミスター・ヤンキー」ジーターは、今年誰よりも輝いた。
ワールドシリーズの打率4割7厘に、ポストシーズン全体では3割4分4厘と猛打を振るい
チームの優勝をけん引した。一昨年のディビジョンシリーズで1割7分6厘と振るわなかっただけに、
ファンは「キャプテン」の復活に歓呼した。
ジーターはニューヨーク市民だけでなく、米国人の一番好きな全国スターだ。
決定的な瞬間での一本とファンタスティックな守備で、「今年の名場面」に頻繁に登場した。
また大多数のスターが面倒くさがったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で
米国代表のユニホームを2回連続着た愛国心は、彼をめぐる「バブル」論争を静めるに十分だった。
生粋のヤンキースのファンなら、5000億ウォンをかけて迎え入れた自由契約選手の三人組より、
ヤンキースだけで15年もプレーしてきたジーターが優勝の一等功臣だと思うだろう。
最多年俸(3300万ドル)でいつも関心の的だったアレックス・ロドリゲスも、
今回のワールドシリーズの主役だ。今年のポストシーズンで、
6本の本塁打と3割6分5厘の打率を記録した。初優勝の感激と共に、
大きな試合で弱いという汚名をきれいに吹き飛ばした。
今年のワールドシリーズは長々と覚えられそうだ。韓国人、米国人そして野球ファンに
存在だけでも大きな意味を持つ3人のスターがいつにも増して輝いたからである。
東亜日報 NOVEMBER 07, 2009 09:06
URLリンク(japanese.donga.com)
※依頼ありました(依頼スレ121、>>261)
関連スレ
【野球】韓国系と噂される松井秀喜、米国ワールドシリーズでMVPの大活躍 … 中央日報 ★3 [11/06]
スレリンク(news4plus板)
【MLB】 ワールドシリーズでも「アジア野球の力」~松井秀喜MVP、パク・チャンホ好投[11/05]
スレリンク(news4plus板)