09/11/03 22:07:47
境海上保安部と水産庁境港漁業調整事務所 (ともに境港市昭和町) は3日、日本海の排他的経済水域 (EEZ) で違法操業する韓国漁船を取り締まるための合同出陣式を同市内で開いた。両機関の巡視船や取締船が早速出港し、来年5月まで連携して拿捕や不法漁具の押収に努める。
近年、日韓の暫定水域に接した日本のEEZで韓国船による密漁が横行。
特に冬場は高値で取引されるズワイガニを刺し網で捕獲したり、日本の底引き網漁船の網に密漁漁具が入ったりするため、昨年から韓国側のズワイガニ漁期 (11月1日~5月31日) に合わせ、連携して重点的に取り締まりを行っている。
境港市大正町の境水道岸壁であった出陣式には、境海上保安部の巡視船「おき」、境港漁業調整事務所の取締船「みうら」の乗組員ら計約40人が出席した。
川西剛伸部長と堀尾保之所長が「情報共有、連携を強化して取り締まりにあたって」「違反は常習化している。漁業者の期待に応えて」と訓示し、それぞれの乗組員が船に乗り込んで出港。美保航空基地の航空機2機も上空からの取り締まりに向かった。
西日本のズワイガニ漁は6日に解禁される。
■ソース
鳥取ワイド: 海保、水産庁が合同取り締まり出陣式 境港
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