09/11/01 19:13:38
日本電子業界、韓国に完敗・・・危機感
日本主要9社の利益サムスンの半分に過ぎない
電子強国を自負する日本がサムスンやLGなど韓国電子業者に実績で完敗して衝撃を受け
ている。
日本経済新聞と朝日新聞は31日、日本電子業界の会計年度上半期(4~9月)の実績が、
サムスンなど韓国業者に圧倒的に後れたと大きく報道し、原因を分析していて目を引いた。
日本経済新聞はサムスン電子の7~9月営業利益が約3260億円(4兆2300億ウォン)で、ソニー
とパナソニック、日立など日本国内主要9社の同じ期間の営業利益(1519億円)の倍以上だった
と伝えた。
朝日新聞もサムスンやLGなど韓国電子業者が昨年末には赤字で墜落したが、今年に入って
ウォン安を追い風にヨーロッパはもちろん中国とインド、中南米など多様な市場に競争力がある
商品を速かに投入して、売り上げを伸ばしたと報道した。
ソニーの大根田伸行副社長は「(ソニーが)負けた基本的な理由は商品力。それは認めざるを
得ない」と潔く敗北を認めた。
パナソニックの大坪文雄社長も「(サムスンと)グローバル展開力で差がある。大きな成長力の
差をつけられた」と販売力での格差を認めた。
日本経済新聞は有名な日本の電子業者を総動員してもサムスンの実績に達し得ない理由を
技術力でなく経営能力の差に求めた。
日本電子業者らは景気低迷期に投資を減らすことに汲々していたが、サムスンはむしろ巨額の
投資が必要な半導体や液晶などに積極的に投資をしていて、景気回復期に備えたというのだ。
景気回復期には設備投資にお金が多くかかるが、低迷期には設備価格も安くなるため、この
時期積極的に投資し、景気回復期に商品力と生産力、価格競争力を前面に出し、競争会社らを
圧倒することができた。
日本経済は李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスン会長の経営リーダーシップも高く評価した。日本
電子業者のサラリーマン社長らが保身を図っている時、サムスンは李前会長の決断で積極的
投資ができたと指摘した。
グローバル経営に向けた熱意も日本電子業者らとサムスンの優劣を分けた要因だ。
サムスンは狭い国内市場を脱して、全商品のターゲットをグローバル市場に設定しているが
日本企業等は内需市場に安住するため世界市場に対する対応が遅れたというのだ。
日本経済新聞は日本企業らがサムスンの成功から学び取る教訓として、事業の選択と集中を
通じてどんな状況でも投資できる強固な財務基盤をつくることと、グローバル市場での競争力の
2つを挙げた。
(記者が機械翻訳を読みやすいように修正、一部意訳、社長のセリフ等一部は関連ニュースから抜粋)
ソース:聯合ニュース
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)
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URLリンク(www.asahi.com)
サムスンの背中遠のく グローバル化の覚悟に差 (日経新聞 2009年10月31日 朝刊3面)