09/10/31 00:58:57
中国で子どもの誘拐が深刻な社会問題に 2009年4月からの誘拐事件は1,700件以上に
中国では子どもの誘拐が深刻な社会問題になっている。
中国公安当局は、2009年4月からの半年で検挙した誘拐事件が、
1,700件以上にのぼると発表した。
また、救出された子どもの写真をウェブサイトで公開するなど、
親子が再会できるよう異例の対応を取っている。
公安当局は、救出された子どもたちの写真や体の特徴などの情報を
ウェブサイトに公開し、両親を捜している。
中には、生後数カ月の乳児も含まれている。
救出された子どもは、中国全土で2,008人。
今回、インターネットで写真が公開されたのは、そのうちの60人で、
写真の公開によって、すでに子ども1人が両親と再会を果たした。
誘拐事件の背景には、人身売買を行うブローカーの存在があり、
農村部で働き手や跡取りとして男の赤ちゃんを欲しがる家庭に対し、
ブローカーが組織的に男の赤ちゃんを中心に誘拐を繰り返し、売りつけていたという。
子どもの誘拐に関するニュースは連日、
テレビや新聞で大きく取り上げられていて、市民もショックを隠しきれない。
北京市民は「こんなに多くの子どもたちが、信じられない」と語った。
今回の大摘発では、多くの子どもが救出されたが、
誘拐からすでに8年以上たっているケースもあり、両親の判別作業は難航している。
子どもたちが親元に戻るには、まだ時間がかかるとみられる。
ソース：FNNニュース (10/30 13:17) （動画あり）
URLﾘﾝｸ(www.fnn-news.com)