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護衛艦「くらま」衝突事故 韓国海運会社「管制から指示受けた」 海保「指示しない」
福岡・北九州市沖の関門海峡で起きた護衛艦とコンテナ船の衝突事故で、コンテナ船を所有する
韓国の海運会社は「管制室から左を追い越せと指示を受けた」としているが、海上保安庁は
「指示はしない」と会見で説明した。
事故があった本州と九州をつなぐ関門橋について、地元の漁師は
「潮の流れが速いうえに狭い。船が通る距離は、300メートルくらいじゃないかと思う」と語った。
27日午後8時ごろ、護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船「カリナスター」が衝突した。
ともに炎上し、護衛艦の乗組員6人が軽傷を負った。
関門海峡は1日におよそ600隻が行き交う。
現場付近は船が航行できる海路の幅が600メートルほどに狭まり、潮の流れも速い「早鞆(はやとも)の瀬戸」と
呼ばれる難所。
今回の事故について、地元の漁師は
「右側に当たるのがおかしい。(右側通航で)右側に当たるのが合点がいかない」と語った。
海路は基本的に右側通行・右側回避が原則。
ところが、コンテナ船は、現場の狭い航路内で、前を走っていた別の船を追い越そうと左にかじを切り、
対抗してきた護衛艦に衝突した可能性が高いとみられている。
コンテナ船を所有する韓国の「南星海運」は、「関門管制室から、左側を追い越せとの指示を受けて、
進路を変更していく途中に事故が起きたと聞いている」とコメントした。
この件について、海上保安庁は午後4時半すぎ、会見で「指示という行為は、海上交通センターでは行いません。
あくまでも情報提供。最終的に追い越しを行うか否かは、船長が周囲の状況を見て、安全を確認したうえで
判断する」と語った。
午前に行われた現場検証では、焼けたコンテナ船の右側部分から、むき出しとなったボンベが見えた。
海上保安庁は会見で「今、まさに捜査の真っ最中ですので、状況が整いましたら、なるべく早く説明したい」
と語った。
(10/28 18:47 テレビ西日本)
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