09/10/28 11:35:20
1897年に建てられた独立門が112年ぶりに一般に開放される。
ソウル市は27日、「これまで一般人の通行が制限されていた独立門の鉄製柵を取り払い、
周辺に独立公園を整備するなど、西大門区ヒョンジョ洞にある西大門独立公園(11万平方
メートル)再整備事業を終え、28日から開放する」と明らかにした。
ソウル市は独立門付近の古い住宅・商業地域3800平方メートルを公園として整備し、
独立門周辺に広さ1万平方メートルの独立広場を造成、市民が近くから独立門を眺めたり、
独立門を通ったりできるようにした。
また「日本風の景観」と批判された独立館や西大門歴史館付近のスペースを、韓国伝統
の景観に一新し、外来種の樹木も松やケヤキといった韓国の樹木に植え替えた。
さらに、雨が降ると泥状になっていた散策路には、花こう岩の敷石などが敷き詰められ、
市民が散歩を楽しみやすくなった。公園内にある階段はスロープに替え、古い売店なども
新たなデザインに生まれ変わった。
独立門は1897年、かつて中国からの使者を出迎えた「迎恩門」を取り壊し、独立協会が
基金を集めて建てた韓国初の西洋式建築物だ。28日には西大門独立公園完工式と
芸術祭が開催される。
ソウル市のチェ・グァンビン公園造成課長は「新たに整備された西大門独立公園は、韓民族
の独立精神を広く知らしめる歴史教育の場として活用されるだろう」と話している。
ソース:朝鮮日報
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