09/10/24 23:10:08
>>1の続き
-司会:安義士が書いた有名な本「東洋平和論」についてはどう考えるか。
◆安重根:(力強い表情で)執筆当時と現在とは環境が変わったが相変らず有効な提案だ。当時、
西洋帝国主義と日本の侵略主義を抑制する枠組みとして韓中日三国連帯が必要だったし麗水
(ヨス)順天(スンチョン)を中立化して東洋平和会議本部をそちらに置くことを提案したのだ。紛争
の軸を協力の軸に変えるモデルだ。今日のヨーロッパ聨合(EU)と同じ形態だ。東洋平和のために
これを邪魔する伊藤公を射殺したのだ。
▲伊藤:三国連帯は原則的に賛成だ。隣国同士がかたまるべきだ。三国間にもう少し具体的に議
論できる席が用意されなければならない。(多少激昂した声で)私は文官出身で一度も戦争に賛成
したことがない。韓半島と満州で日本の利益をどのように守るのか悩んだだけだ。私を東洋平和
を害する主犯に仕立てられては残念だ。
-司会:肯定的で希望的な話で終えたらと思う。これから韓日関係をどのようにすべきか.
▲伊藤:我々二人の関係を韓日間が近くなる飛び石として利用すれば良い。撃たれて死んだとい
う過去の歴史が重要なのではない。二人に関する両国間の共同研究、セミナー、民間交流等を通
して過去と現在、未来を振り返る契機にするよう願う。
◆安重根:互いに怨恨を忘れる時になった。韓国と日本は最も友情をもって過ごすことができる国
だ。各自の国で認められる私たち二人の関係が東洋平和のために活用されれば良い。合わせれ
ば成功し、散れば滅びるということは万古の理(ことわり)だ。
以上