09/10/24 14:40:14
23日付広州日報によると、中国公安部経済犯罪偵査局の張濤副局長はこのほど、中国では偽造通貨絡みの犯罪多発が続いており、押収されるものだけで、毎年額面10億元 (23日レートで約135億元) の水準で推移していると述べた。
公安部は中央政府機関のひとつで、日本の警察庁に相当する。
張副局長によると、公安部は偽造通貨犯罪を取り締まる「09行動」を1月20日から全国で展開。2198件を摘発した。うち73件では、押収額面が100万元以上だったという。
最近では小額紙幣や硬貨などの偽造通貨が増えている。また、発見個所もも大都市だけでなく、中西部の農村・牧畜・山間部などに広がってきた。
偽造通貨を扱う組織では専業化・分業化、人員の固定化が進み、流通経路も一次問屋・二次問屋・小売商など産業チェーンの成熟がみられるという。組織は家族・親族、同郷者などが中核になり結束が強いという特徴がある。
張副局長は、犯罪者・犯罪組織を徹底的に取り締まると述べた。
■ソース
中国で偽造通貨が“成熟産業”に、押収分だけで毎年135億円
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