09/10/24 08:15:00
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▲テラシタ・タケシ、宮城県の大林寺前の安義士の遺墨が彫られた碑石前で撮影
日本のある生活協同組合連合会に勤めるテラシタ・タケシ(寺下武、57)は定年を3年残して今年12月に
早期退職して特別な徒歩旅行に出る。安重根義士義挙100周年(10月26日)と逝去100周年(来年
3月 26日)に合わせて3ヶ月間かけて日本と韓国の各地を踏破する2200キロの追慕行進だ。第2
の人生設計(有機農栽培)と旅行経費(100万円)用意のために退職を操り上げた。
徒歩旅行は12月25日に宮城県の大林寺から始める。出発地の大林寺は安義士の遺墨(安義士
が生前に書き残した文字と絵で、1979年韓国政府に返還された)が保管されていたお寺だ。その
後テラシタは山形、新潟、長野、大阪などを回り安義士の意志を賛える。来年2月頃、釜山に到着
し晋州、光州などを経て逝去100周年にあたる来年3月26日にソウル安重根義士記念館に到着
する予定だ。民主化運動の舞台である晋州と光州訪問は韓国の知人たちが推薦してくれた。
20日夕方、東京都内で<ハンギョレ>と会ったタケシタは「安重根は決してテロリストではない」と言い
切った。彼は「安義士が韓国の独立と東洋平和を念願する気持ちから伊藤博文を撃ったのであり、
個人的怨恨から射殺したのではない。伊藤博文を侵略の元凶、安重根を義士と呼ぶ韓国人の心
は理解できる」と話した。
彼が見るには安重根は「韓国の義士ではなく世界の義士」だ。安義士が獄中で書いた東洋平和論
は大きな視野で時代を捉え、鳩山由紀夫日本総理の東アジア共同体論につながったというのが彼
の評価だ。「安義士の意志を身体で実践してみたい」というのが今回の旅を決心した動機だ。
安義士との縁は2000年以後、仕事で韓国農業関係者と交流事業をしながら韓国人の歴史認識と
感情を理解することから始まった。韓国を13回も訪問した。30冊を越える韓国史と日帝の植民統
治書籍などを読み、自然に安義士の魅力にとりつかれたという。「安重根について十分に勉強でき
なかったからもっと知りたい。私が知っている限り、彼はとても冷徹で度胸のある人だ。日本の表現
と感覚で言えば彼はサムライだ。」
38 才の遅い歳で現在の職場に正規職として採用されるまで、20～30代にはトラック運転手のアル
バイトをしながら反戦反核市民運動に熱心に参加した。酒が好きだった安義士が独立する時まで
禁酒すると宣言し実践したように、酒が好きな彼も今回の旅行期間3ヶ月間の断酒を決心した。
東京/キム・トヒョン特派員
ソース：ハンギョレ新聞（韓国語）“テロリストでなく世界の義士”‘安重根 巡礼’に発った日本人
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★１の立った時間：2009/10/23(金) 23:39:07