【日韓】 「ついにその時が訪れた」 ~現代自動車がトヨタに勝利する日 [10/21]at NEWS4PLUS
【日韓】 「ついにその時が訪れた」 ~現代自動車がトヨタに勝利する日 [10/21] - 暇つぶし2ch1:憂哀φ ★
09/10/22 14:15:39
日本車と韓国車のどちらにするか、デービッド・ベイドニーさん(46)には簡単な選択
だった。ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は購入の際に現金3500ドル
(約31万8000円)を還元してくれた。赤字のトヨタ自動車には、まねのできない値引き
だった。

「トヨタの販売店に立ち寄ってカムリにも乗った。でも値段はヒュンダイで買った車よりも
4500ドルも高かった」。ベイドニーさんはニューヨークに住むグラフィックデザイナー。
結局、「一番良い条件を出してきた」ヒュンダイのエラントラを購入した。

為替相場では、円が過去2年の間に、ドルやユーロ、ウォンなど主要16通貨すべてに
対し上昇。トヨタの利益は圧迫され、値下げ余地は乏しくなった。一方、ウォンはその間、
ドルに対して22%下落。ヒュンダイは値引き戦略が可能になり、米市場でのシェアは
約2倍に膨らんだ。

マッコーリー証券のチーフエコノミスト、リチャード・ジェラム氏(東京在勤)は、「韓国は
昨年、極めて良好だった。その理由の大部分は為替で説明できる」とし、「両国企業が
発表している決算を見れば、韓国企業の業績の方が際立って良いことが分かる」と話す。

日韓決算と為替
ヒュンダイの2009年4-6月(第2四半期)の純利益は、四半期ベースで過去最高の
8120億ウォン(約625億円)。一方、トヨタは同四半期に778億円の赤字を計上した。

エレクトロニクス業界も同様だ。ソニーは10年3月期(今期)、1200億円の最終赤字を
予想しているが、円高で損失額が膨らむ恐れがある。同社の想定為替レートは
1ドル=93円。20日の東京時間の終値、90円35銭よりも円安水準だ。

これに対し、サムスン電子やLG電子はウォン安が寄与することから、1000ドルのテレビを
100ドル以上値引きしても利益が出せる。第2四半期の純利益は、サムスン電子が前年
同期比5.2%増の約2兆3000億ウォン、LG電子が過去最高の約1兆1000億ウォンだった。

日本の輸出業者にとって厄介なのは、円がこれでもまだ買われ過ぎとはいえない
可能性があることだ。日本銀行が公表する円の実質実効為替レートは9月に118.5と
2年前に比べて22%上昇したが、過去20年間の平均122.5に比べるとまだ低い水準。

「ついにその時が訪れた」
キャンター・フィッツジェラルドのアジア担当チーフストラテジスト、ウエ・パーパート氏
(香港在勤)は、「これはヒュンダイやサムスン、LGには極めて有利な点だ」とした上で、
「日本人はやむを得ないと理解し始めている」との見方を示した。

韓国経済が好調なことから、世界の投資資金が同国に流入し、今後はウォン高となる
可能性もある。ウォンは、ブルームバーグ調査の対象となっている34 通貨の中で、来年
最も堅調に推移すると見込まれている。市場予想の中央値によると、10年9月30日までに
ウォンは対ドルで6%上昇する見通し。一方で円は、対ドルで7.8%、ウォンに対しては
13%下落すると見込まれている。

ただ、日本では藤井裕久財務相が、海外向け販売増で企業は円安に頼るべきではない
と発言。日本政府は04年以降、円売り介入をしていない。これに対し、韓国当局は
ウォン安維持のために行動している。同国の第3四半期の外貨準備高は、ウォン売り
ドル買い介入などで、前期末比9.7%増の2540億ドルに拡大した。

株式調査会社ジャパンインベストのアナリスト、スティーブン・アッシャー氏は、
「ここ5-10年の間、いつ韓国が最終的に競争力をつけ、日本車メーカーの脅威となるか
という疑問が絶えず渦巻いていた」とした上で、「ついにその時が訪れた」と述べた。


ソース:bloomberg
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)


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