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総連の北送責任問う 大阪地裁で結審
2009-10-15
「特別な社会的関係」争点に
判決は11月30日
【大阪】
北韓を「地上の楽園」と偽って59年から84年まで9万3340人の同胞や日本人妻を送り込んだ総連の責任を問う
元在日同胞脱北者・高政美さんを原告とする損害賠償請求裁判が5日、大阪地裁(徳岡由美子裁判長)で
結審した。
原告側が特に訴えてきたのは、①北韓と総連が誇大・虚偽宣伝で北送を誘導した②「帰国者」と総連の間で
帰国に関して「特別な社会的関係」があった③「特別な社会的関係」があったことから総連には安全配慮義務が
あったとする3点。これに対し総連側は、「原告の帰国時(1963年)からすでに46年を経過した」ことを理由に、
損害賠償請求権は「時効」と主張した。
判決は11月30日に言い渡される。原告の裁判を支えてきた北朝鮮帰国者の命と人権を守る会の
山田文明副代表は、「帰国事業50年目にふさわしい判断をしてもらいたい」と述べた。
(2009.10.14 民団新聞)
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