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記事入力 : 2009/10/14 07:42:00
国家競争力強化委員長、景気の二番底を予測
姜万洙(カン・マンス)国家競争力強化委員長は13日、「出口戦略を取ろうが取らまいが、景気は二番底を打つ可能性がある。
世界経済は今後2年間にわたり、現在の不況が続く」と指摘した。
姜委員長の発言は、尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官が最近の国政監査で「二番底の可能性は低い」
と発言したのとは対照的だ。
姜委員長はソウル市内のホテルで全国経済人連合会(全経連)、経済政策委員会の招きで講演を行い、
「世界経済は決して以前の水準には戻らない。米国国民が以前のような消費を行うことは無理で、
投資も当分は持ち直さない。
中国が米国に取って代わらなければならないが、年金システムが整備されるまでは難しい」
と述べ、景気の先行きを懸念した。
姜委員長はまた、韓国企業の好業績が相次いでいることについて、
「サムスン電子、現代自動車が過去最高の業績を挙げたというが、為替効果と財政出動効果を差し引けば、創業以来最大の赤字だ」
とクギを刺し、
「現状は『アーニング・サプライズ』(予想外の好業績)ではなく、『アーニング・マイナス・サプライズ』だ」
と指摘した。
姜委員長は
「サムスン電子、現代自動車、LG電子など韓国企業が世界最強の企業になるチャンスを迎えたのは、
潤沢な手持ち現金を保有しながら投資を行わず、良好な財務能力を備えたからだ」
と付け加えた。
チョ・ジュンシク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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