09/10/11 12:05:02 WmXug6pV
正書法ってのを簡単に説明しておきます。
元々訓民正音(ハングル)てのは漢字の発音記号なんで、漢字一字をハングル一字で書くのが正式になる。この基準で綴るのが「正書法」ということ。
例えば、山 は、朝鮮語で「サン」(san)と発音する(日本語と同じ)。
派生して「山が」は、助詞「が」がつくけど、朝鮮語の助詞「が」は i になる。結果、san+i ですが、発音はn+iが融合するので、「サニ」(sani)になる(サンイではない)。
さて、サニをそのままハングルで書くと sa + ni という二文字で書くのが自然になるが、実際の文法上は "san" + "i" なので、ハングルでは発音を無視して san + i という二文字で書かねばならんわけです。これが正書法。
漢字ハングル混じりなら、山+i と書けば良いわけで、何も悩むことはないはずですが(それでもn+iとかの発音は知らないと出てこないけど)、漢字を廃止してしまった弊害が、ここにあります。
こんな説明で分かりますか。