【朝日社説】日韓首脳会談、「靖国に参拝しない」と言うだけでは足りない…何を反省し、教訓としているのかを発信せよ[10/10]at NEWS4PLUS
【朝日社説】日韓首脳会談、「靖国に参拝しない」と言うだけでは足りない…何を反省し、教訓としているのかを発信せよ[10/10] - 暇つぶし2ch1:ポリリーナφ ★
09/10/10 06:42:48
日本と韓国―歴史を直視して、前へ

近隣外交の上々の滑り出しである。

鳩山由紀夫首相がアジアで最初の訪問先に韓国を選び、きのう李明博大統領とソウル
で会談した。

「新政権はまっすぐに歴史を正しく見つめる勇気を持っている」。首相は会談や記者会見で
そう語った。

李大統領は「真心と開かれた心で韓日関係を未来志向的に発展させる立場だと高く
評価する」と応じ、日韓の協力強化をともに確認し合った。

鳩山首相が強調したのが、戦後50年にあたる1995年に出した「村山談話」だ。「談話を
(日本の)政府・国民がたいへん重要だと理解することがまず非常に重要だ」とした。
談話重視は当然のことだし、それを隣国で発したことを評価したい。

この談話で、日本はアジアで行った植民地支配や侵略への深い反省を表明した。社会党の
村山富市首相の名を冠してはいるが、当時の連立政権には自民党も加わっていた。
閣議決定を経た政府の公式見解だ。

なのに、自民党やその後の歴代政権の中には談話をうとましく思い、否定しようとする
人々がいて、アジアの国々からの不信を招いてきた。米国もそうした動きに眉をひそめてきた。

戦後60年の05年には小泉純一郎首相も村山談話を踏襲する「小泉談話」を出した。
だが、靖国神社参拝にこだわり近隣外交を台無しにしてしまった。

政権交代を果たした鳩山内閣として、そうした自民党流のアジア外交の曲折を抜本的に
清算したい。そう意気込んでいるに違いない。

「靖国に参拝しない」と言うだけでは足りない。この地域の近現代の歴史をどう見るのか、
戦後の日本は何を反省し、教訓としているのか。鳩山首相には常にそこを意識し、一貫した
発信に心がけてもらいたい。

国家の指導者として歴史をかえりみることは、過去にとらわれた行動ではない。歴史を
直視し、それを踏まえて節度と良識ある態度で臨む。それでこそ、隣国とのわだかまりを
解き、互いに信頼を深めていくことができる。

それは、近隣諸国と手を携えて未来を切り開いていく土台であり、日本にとっての外交
戦略でもあるのだ。

来年は日本が朝鮮半島を植民地として併合してから100年である。歴史を踏まえつつ、
関係を前に進めよう。韓国にも同じ姿勢を期待したい。

そうした態度は、日本と韓国の間の懸案を解決するのに必要なだけではない。地球温暖化
対策やアフガニスタンの民生支援といった国際舞台での日韓協力でも、北朝鮮の核放棄を
進展させるためにも求められる。

きょう、北京で日中韓首脳会議が開かれる。下旬には東南アジアを舞台に一連の国際
会議もある。歴史の直視はここでも大切な視点となる。

ソース:朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)


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