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金滉植(キム・ファンシク)監査院長は6日、「一部の(民間市民)団体が国からの補助金を数億ウォン(1億ウォン=約760万円)単位で
横領していることが分かった」と語った。
金院長は監査院に対する国会法制司法委員会による国政監査で、民主党の朴智元(パク・チウォン)議員が「監査院による文化団体、
市民団体への監査は厳しすぎる」と指摘したのに対し、「原則に従って監査を行っているだけだ」と反論した。
今回の国政監査で、野党議員が「野党を支持する市民団体を標的とした監査が行われている」と指摘したことに対し、金院長は「左傾化した団体に
圧力を加えるために厳しい監査を行っているという声が(一部で)あるが、(監査院は)左右のイデオロギーには関心がない。市民団体への
国の支援金がいかにして横領されたかを調べているだけだ。もしわたしの言うことが間違っているのであれば、自らの良心と人格を懸けて責任を取る」と発言した。
金院長は横領の事例について具体的には言及しなかったが、すでに行われた市民団体への補助金の使途に対する監査で、
横領などの犯罪行為がすでに数多く発見されている点を示唆した。その内容が公開された場合、多くの波紋が広がることが予想される。
監査院はここ3年間に、国から年間8000万ウォン(約610万円)以上の補助金を受けた543の市民団体、社会団体、文化団体、環境団体に対する
監査を行ってきた。
司正当局(検察、警察、国家情報院、法務部、大統領府民政首席など)の関係者は、「これまで行われた監査の結果、市民団体の
関係者30人から40人が横領の疑いで摘発されている。来週中にこれらの容疑者の一部について、監査院が検察に捜査を依頼すると聞いている」
「ある団体では1億ウォン以上の補助金を、幹部がボーナスの名目で山分けしたり、個人的に着服するなど、倫理・道徳観の欠如・崩壊が深刻だ」と指摘した。
チェ・ギョンウン記者
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