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鳩山由紀夫首相は6日、首相官邸に御手洗冨士夫日本経団連会長(キヤノン会長)らを招き、
10日に北京で開かれる日中韓首脳会談に向けた経済界の意見を聴取した。
この中で御手洗会長は、日本の技術や資本を活用したアジアでの貿易・投資促進のため、
「日中韓の経済連携協定(EPA)推進を首脳会談で話してほしい」と要請。
首相は「心に留めて話をしたい」と応じた。
民主党中心の新政権には経団連を自民党寄りだと批判する声もあり、
鳩山首相と御手洗会長との初のトップ会談は、政権発足から20日目でようやく実現した。
会談には日中経済協会会長を務める張富士夫トヨタ自動車会長と
韓国ビジネスに詳しい榊原定征東レ社長も同席した。
御手洗会長は「知的財産権の保護が浸透せず悩んでいる」などとして、
中国政府に対し日本製品の模造品が絶えない現状の改善を促すことも鳩山首相に要請。
首相は「首脳会談でも取り上げる」と約束した。
御手洗氏ら経団連代表は、首脳会談に合わせて北京を訪問。
10日には人民大会堂で100人超の経済人が参加する「日中韓ビジネス・サミット」が開かれ、
鳩山首相ら三カ国首脳に議論の内容を報告する。
ソース 時事通信 (2009/10/06-19:55)
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