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盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権時、大統領府国防補佐官だった金熙相（キム・ヒサン）韓国安保問
題研究所理事長は29日「金大中（キム・デジュン）政府以後、死んでいた金正日（キム・ジョンイル）
体制が生き返った」と話した。また「単純に生き返ったのではなく、史上初の間接侵略でむしろ私た
ちの安保を脅かしている」と強く批判した。
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▲キム・ヒサン韓国安保問題研究所理事長.
国防大学総長と大統領秘書室国防補佐官を歴任した陸軍中将出身のキム理事長はこの日、鉄
道公社ソウル支社で開かれた「韓国安保、大挑戦と機会の時代」講演会でこのように話した。
彼は「失われた10年の歳月の間、北朝鮮が核を開発する状況で私たちは太陽政策だけを叫んだ。
その時打ち込んだ杭が今でも刺さっている」とした。キム理事長は北朝鮮の交渉を「チンピラ外交」
と称した。「北朝鮮挑発→国際社会および韓国制裁→対話→再挑発」という段取りということだ。
キム理事長は「一連の北朝鮮挑発行為はネズミ用回転車の車を回すようなこのような状態をずっ
と維持している。最も注目すべき点は変わらない北朝鮮の核開発意志だ」と指摘した。
キム理事長は「金日成（キム・イルソン）が死んで金正日体制が始まった90年代中盤には世界共
産独裁がドミノのように崩れる状況だったので、北朝鮮早期崩壊が必然的だと見込んだ。北のあ
る高位関係者の話によれば、2002年当時だけでも路上に飢えて死んだ死体が並んでいるのに片
づけることができなかったという。言ってみれば統治体制が崩れたということだ」といった。
続けて「私たちがその時、断固として対処したならば金正日体制は多分まともにスタートすることも
できずに崩壊していたのに、金大中政権の太陽政策で金正日体制を助けた」と批判した。「ファン・
ジャンヨプ前労働党秘書は'金正日体制が存続した原因は、まさに太陽政策のため'と悔しがった」
とも言った。
彼は「DJ（訳注：金大中元大統領のこと）は盛んに核開発をする北朝鮮に5億ドルを与えて北朝鮮
は核を作らないと言い、もし作ったら責任を負うといっていた」としながら「(DJは)本来北朝鮮が核
実験をしたのは米ブッシュ大統領を原因と指摘し、北朝鮮は平和や対話を云々して核廃棄をしよ
うとする国際社会に冷水を浴びせた」と痛憤をぶちまけた。
キム理事長は「故人(DJ)のノーベル賞一つが4300万の私たち国民の生命より重要なのか問いた
い」と声を高めた。引き続き「(DJ-盧武鉉政権当時)国家統治者が安保をあざ笑って、自主国防を
するといいながら北朝鮮との対話を前面に出したが、北核廃棄のない平和は詐欺にすぎない」と
断言した。
南北軍事会談韓国代表団次席代表を2回歴任したキム理事長はDJ政権時代、対北朝鮮政策の
「太陽政策」に対する批判を続けた。彼は「太陽政策で10年間、私たち国民の貴重な税金を注ぎ
込んだ。これから北朝鮮は引き続き、私たち国民を核の人質に取って多様な脅迫で韓国社会を揺
さぶろうとするだろう」と予想した。
イム・ユジン記者
ソース：ニューデイリー(韓国語) "DJノーベル賞一つが5000万国民命より仲夏か"
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