【中国】広東、四川に続く“第三の中華”!「湘菜(=湖南料理)」ブーム、中国席巻…素朴で激辛、毛沢東時代への郷愁(写真あり)[10/3]at NEWS4PLUS
【中国】広東、四川に続く“第三の中華”!「湘菜(=湖南料理)」ブーム、中国席巻…素朴で激辛、毛沢東時代への郷愁(写真あり)[10/3] - 暇つぶし2ch1:諸君、帰ってきたで?φ ★
09/10/03 17:02:08
 中国で人気の二大料理といえば、「食在広州(食は広州にあり)」の広東料理“粤菜(ユエツァイ)”と、麻婆豆腐で知られる四川料理
“川菜(チョワンツァイ)”。どちらも日本人にはおなじみの味だが、いま中国では「第三の料理」が大ブームになっている。それが“湘菜
(シャンツァイ)”と呼ばれる湖南料理だ。唐辛子をふんだんに使った激辛の家庭料理だが、人気の背景には毛沢東(マオ・ツートン)時代
への郷愁があるという。

 湖南省の省都・長沙市に住む彭子誠(ポン・ズーチョン)氏は昨年、湖南料理の歴史や食材についてまとめた「中国湘菜大典」を編集・
出版した。オールカラー・454ページの大書で、値段は360元(約5040円)。「一つの料理を扱った本としては、改革開放以来で最も
本格的な辞典」と自負する。

 同省は、かの毛沢東の出身地。唐辛子が生む強烈な辛さと、毛が好んだ豚肉など素朴な食材との組み合わせが“湘菜”の特徴だ。
彭氏によると、現在の流行には三つの要因があるという。

 一つ目は中国の近代化における湖南省の影響力の大きさだ。1920年代に省憲法を制定した先進性と、共産党や国民党に多くの
政治家、軍人を出した土地柄。思想と人材の輩出は湖南料理の存在を広め、「軍菜」として知られる礎を築いた。

 二つ目は素朴な食材を使った郷土料理であること。「改革開放直後は、その先導役を果たしていた広東省の料理が流行した。でも、
広東料理は海鮮食材を使う高級料理。食材の全国供給も難しく、ブームは終息。その反動で湘菜が浮上した」という。

 そして三つ目が、レストラン「毛家飯店(マオジャーファンティエン)」の存在だ。80年代後半、中国で毛沢東ブームが起こり、生家のある
湖南省・韶山(シャオ・シャン)が観光地として注目され始めた。87年、生家の近くに住む湯瑞仁(タン・ルイレン)さんが小さなレストランを
開く。生家の目の前で毛の好物料理を提供する商法が当たり、有名店に。それが毛家飯店だ。

 成功の決め手は湯さんの持つ1枚の写真だった。大躍進政策の失敗で国家主席を辞任、32年ぶりに帰省した毛と、子供を抱く若き日
の湯さんが写ったもの。これが「印籠(いんろう)」となり、毛家飯店は268店舗も展開する一大チェーンに成長。“湘菜”の名を全国に
知らしめた。

 毛沢東人気の裏には、拝金主義への不満や、逆に生活の余裕から来る清貧時代への郷愁があると言われる。

 北京市中心部から車で約1時間。東五環にある「紅色経典(ホンスージンティエン)」も、毛人気にあやかった店だ。店内のウエートレスは
文化大革命当時の「紅衛兵」の衣装。提供される料理は湖南料理と東北料理だ。

 300人以上入る大ホールには舞台があり、文革当時の歌や踊り、寸劇が披露される。着席と同時に赤い小旗を配られた客は、音楽に
合わせて旗を振って盛り上がる。アナウンスに従って「毛沢東主席、万歳、万歳、万万歳!」と叫べば、気分はすっかり「紅衛兵」という
仕掛けだ。お土産に毛沢東バッジももらえる。

 話題性だけでなく、もちろん味も折り紙付き。新しい激辛料理が、日本に本格上陸する日も近いかもしれない。

ソース(朝日新聞) URLリンク(www.asahi.com)
写真=毛沢東の好物「紅焼肉(豚の角煮)」は“湘菜”を代表する料理
URLリンク(www.asahi.com)
写真=彭子誠さん
URLリンク(www.asahi.com)
写真=1959年、故郷・韶山に帰省し村民たちと談笑する毛沢東(右)。子供を抱いているのが若き日の湯瑞仁さん
URLリンク(www.asahi.com)



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