09/09/29 07:43:04
URLリンク(nimg.nate.com)
韓日海底トンネル調査斜坑にある路線図。
韓日海底トンネルはどこに抜けるのだろうか。日本の日韓トンネル研究会では九州地域の唐津
から出発して、韓国の巨済島へ向かう方案を技術的に最も妥当なものとしてかなり以前から提示
している。韓国の釜山発展研究院では九州地域の大都市の福岡と釜山の江西路(カンソロ)を直
結する方案を最適区間と見た。「巨済島~唐津間」と「釜山江西~福岡間」が今後、韓日海底トン
ネルの路線として競争する可能性が高い。最近海底トンネル工事技術が大きく発展して、距離よ
りは経済性が路線選定の有力な条件に浮かび上がった。このために釜山発展研究院が挙げた路線
が最も有力な路線に浮上している。
1983年に設立された日韓トンネル研究会は1986年唐津地域に長さ460mの調査斜坑を掘った。
以後、韓日海底トンネル予想区間の地質調査も実施した。この結果を土台に日韓トンネル研究会
は海底トンネルの3路線を提示した。A路線は九州地域の唐津を基点に壱岐島と対馬を経由して、
巨済島を終点とする209km区間だ。直線区間では最も短い。
B路線やはり九州地域の唐津を基点に壱岐島と対馬を経由する。対馬を横断する他にはA路線
と似ており、距離は217kmだ。C路線は唐津~壱岐島~対馬~釜山に連結する。距離は231km
で最も長い。
(中略=日本側と韓国側の立場の詳細な説明)
URLリンク(nimg.nate.com)
▲佐賀県唐津にある韓国・日本海底トンネル調査斜坑.
韓国と日本側の主張を比較すると韓国側は経済的側面、日本側は技術的側面に各々傍点をつけて
いると事実が分かる。しかし、日本側は路線に対しては柔軟な立場を見せた。20年以上
の間、韓日海底トンネルを研究してきた藤橋健次現場所長は「唐津でなく福岡を直接連結する
方案も検討可能だ」と話した。これまで海底トンネルの長さが最も短いところを探し、唐津をトンネ
ルの出発点としたが、最近海底トンネル建設技術が大きく発展して、経済的費用の差が大きくな
いということだ。藤橋所長は「韓国側では唐津に対する歴史的・文化的感情が良くないということを
よく知っている」と話した。また「釜山か巨済島かの路線選択は結局、経済的効果をみて決めるか
もしれない」と見通した。
韓日海底トンネル構想は1980年代に始まり、20年を超えて研究されてきたが最近の技術発展で
新しい局面を迎えている。藤橋所長は「20年前には海底トンネルを完成させるのに25年かかると
予想されたが、最近では5年以内に完成可能だと見る。その理由はこれまで次世代の課題に先
送りしてきた日本と韓国の政治家が自分たちの世代にトンネル完成が可能だ、とみて関心を傾け
始めたからだ」と語った。建設費用やはりそんなに難しくないというのが日本側の研究者の考えだ。
藤橋所長は「10兆円(約133兆ウォン)程度と推定され、この費用より少ないこともある」と言う。「こ
の費用なら国際的な金融機関からいくらでも投資できるという見解を伝え聞いた」と付け加えた。
(中略)
藤橋所長は「韓日海底トンネルの最も大きな困難は韓日両国間の歴史感情」としながら「このため、
日本で積極的に出たくても出ることはできない状況」と吐露した。漢陽大建設環境システム工学科
客員教授のクァク・キョルホ前環境部長官は「韓日海底トンネル建設はいつかはやってみる価値
が十分にあるとみる。あえて無視するのでなく両国の共同繁栄のために真剣に検討しなければな
らない」と主張した。
ユン・ホウ記者
ソース:nate/京郷新聞(韓国語) [話題]韓国・日本海底トンネル最適路線は
URLリンク(news.nate.com)
前スレ:スレリンク(news4plus板)
★1のたった時間:2009/09/29(火) 00:31:23