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【国内】味の素社長・伊藤雅俊氏 世界的な健康創造企業目指す [09/26] - 暇つぶし2ch1:薄荷糖φ ★
09/09/26 19:52:43
 --キリンとサントリーの経営統合交渉入りで、食品業界の再編機運が高まっている

「国内の食品会社は数が多過ぎる。人口が減少する中、過当競争が繰り広げられている。
これを適正な形にするには、業界を合理的にする仕組みが必要だ。どこの食品会社も競争
一辺倒ではなく、必要な部分は合理化する戦略が不可欠になってくるだろう。味の素は、
以前から国内の収益基盤を強化する一方、成長市場の海外で投資を行う戦略を進めてきた。
ビールや飲料業界でも国内市場の縮小がより鮮明になる中、海外展開を目指す再編を進め
る考えについては理解できる」

 --食品の再編時代を勝ち抜く戦略は

 「得意な事業をより強くするための戦略を進めていく。目標は、食と健康分野での
世界的な健康創造企業だ。調味料を主軸とした世界ナンバーワンのグローバル食品
企業の実現を進めるほか、それをベースにした加工食品、飲料の展開、アミノ酸科学
でグローバルなトップになることを目標に掲げている。こうした特徴を強化するため
にも再編のリーダーになることが重要で、必要に応じて、M&A(企業の合併・買収)
を進めていく」

 --味の素の海外戦略の特徴は

 「ASEAN(東南アジア諸国連合)や南米で50年以上、事業を展開してきた歴史が
ある。現在、グループ全体の海外売上高は3割だが、これを早めに4割まで引き上げたい。
このためには強みを持つ地域での商品拡充に加えて、そこを拠点に近隣国に出荷する態勢
も整えることが必要だ。つまり、アジアの未進出国や中東、アフリカへと地域を広げたい。
アミノ酸と調味料の販売エリアは現在130カ国だが、平成28年度には150カ国まで引き上げたい」

 --節約志向の高まりで低価格なPB(プライベートブランド=独自企画)が流通業界で広がっている

 「昨今の経済環境の悪化で、消費者が価格重視の姿勢を強めているのは間違いない。
ただ、味の素は戦略上、PBをメーカー品と同じように手がけることはしない。
メーカーとしては消費者にとってより良い製品を開発し、新たな需要を切り開くことが
基本だ。差別化の難しい汎用品であればPBも検討するが、あくまでうちのブランド
製品に影響が及ばないことが最優先だ」(今井裕治)

【直球緩球】味の素社長・伊藤雅俊氏 世界的な健康創造企業目指す [09/26]
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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