09/09/20 22:16:56
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今年2月仁川(インチョン)国際空港。日本人観光客Tさん(26・女)は税関職員の検査後に電撃逮
捕され検察にひき渡された。ショッピングバッグを持った平凡な観光客に見えるTさんの荷物から
ヒロポンが1キロも出たためだ。ヒロポンは高級な絵の額縁2つの裏面に分かれて隠されていた。
仁川地検麻薬組織犯罪捜査部は日本警視庁との共同捜査を経てTさんを拘束起訴した。
○「ショッピングバッグ」の後に隠れた国際麻薬組織
Tさんは南アフリカ共和国を出発してカタールで飛行機に乗り換えた後、日本を経て韓国に入国し
た途中だった。税関職員は長距離旅行をした日本女性が日本に帰国せずに、むしろ日本を経由
して韓国に入ってきた点を怪しく思い検査を行った。
Tさんの身柄を確保した検察は携帯電話など持ち物を押収して分析した。その結果Tさんと連絡
を取った国際麻薬犯罪組織員と見られるナイジェリア人I氏、日本に居住するナイジェリア人P氏、
Tさんが出発した南アフリカ共和国に滞在中であるLさん(女)の写真と彼らの身上情報などを確保
した。検察は女性通訳を検査に参加させて心理的に不安なTさんを落ち着かせた後、自白を引き
出した。
これで捜査の終わりではなかった。仁川地検は直ちに大検察庁の国際捜査協力担当者を経て、
日本警視庁と構築されているホットラインを通じ、Tさんの関連資料をすべて伝達した。I、P、L氏と
関連した情報も日本警視庁の麻薬犯罪捜査データベースに新しく入力された。韓日両国の捜査
機関は二度の情報交換を経て捜査を終えた。
事件は日本人Tさんがナイジェリアを観光中につきあったI氏から日本にいるP氏を紹介されて
始まった。P氏の要請を受けたTさんは50万ドルを受けて南アフリカ共和国に「旅行」した後、L
氏から額縁を渡された。Tさんとしては無料旅行もして多額の金も儲かる機会であった。日本に額
縁を搬入する時には直ちに日本に入らないで、韓国を経て日本に入国する経路を選択した。麻薬
清浄国の韓国から入る人々には日本税関の検索がお粗末だという点を狙ったのである。
○日本人麻薬運び屋急増
最近、日本の警視庁関係者が仁川国際空港を管轄する仁川地検に出入りして麻薬犯罪捜査を
担当する検事と会うことが頻繁になっている。麻薬を運んで韓国で摘発される日本人が多くはな
いが急増する傾向を見せているためだ。
最高検察庁と仁川地検によれば麻薬関連犯罪を犯して、韓国で拘束された日本人は2007年2人
に過ぎなかったが2008年12人に増えた。今年は8月末現在、4人が拘束された。また仁川地検
が昨年下半期から今年5月まで麻薬類集中取り締まりを行い拘束した外国人31人の中で、15人
が日本人だった。拘束された人の半分ほどが女性で、名門大在学生や未成年者までいた。
検察はこういう現象に対して△ナイジェリアにある多くの麻薬製造組織が最近、主要麻薬消費地
である日本を選択し△ショッピングをたくさんする日本人女性を運搬役にすれば取り締まりにかか
る可能性が低くなり△麻薬清浄国の韓国から日本に入国すれば空港検査がち密でないという点
をその理由と見ている。
このために韓日捜査当局は麻薬捜査協力のためのホットラインを構築するなど対策準備に入った。
韓国検察が捜査過程で入手した日本人に対する捜査情報は日本警視庁が日本国内麻薬組織を
掃討するうえで大きな助けになっていることが分かった。
チェ・ウヨル記者
ソース:東亜日報(韓国語) 外国人麻薬犯人拘束者半分が日本人の理由は…
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