09/09/20 16:31:28
民主党の小沢一郎幹事長が19日、李明博(イミョンバク)大統領の実兄で韓日議員連盟の李相得(イサンドク)会長(ハンナラ党
国会議員)と会談し、永住外国人への地方参政権付与問題について「何とかしなければならない。通常国会で目鼻を付けたい」と
述べていたことが分かった。民主党筋が明らかにした。早ければ来年1月召集の通常国会で法案提出を目指す意向を示したとみられる。
鳩山由紀夫首相も推進論者として知られるが、民主党内にも反対論が強いため、意見集約は難航しそうだ。この問題は「憲法違反」
との指摘もあり、来夏の参院選に向け、大きな争点となる可能性がある。
会談は19日夕、党本部で約40分間行われ、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上推進議員連盟」
(会長・岡田克也外相)事務局長を務める民主党の川上義博参院議員、権哲賢(クオンチヨルヒヨン)駐日大使らが同席した。
参政権付与問題は、権大使が「ぜひお願いしたい」と要請し、小沢氏が前向きな姿勢を表明したという。
民主党は結党時の基本政策として地方参政権付与の早期実現をうたっている。小沢氏も推進論者として知られ、昨年2月に就任
直前の李大統領と会談した際も付与に向け、努力する意向を伝えた。今月11日に川上氏とともに在日本大韓民国民団(民団)幹部
と会談した際も「自分はもともと賛成なので、ぜひ来年の通常国会で方針を決めよう」と述べたとされる。
ただ、民主党内にも反対論が根強く、衆院選マニフェスト(政権公約)には盛り込まれなかった。国民新党も反対を表明している。
今回の会談で民主党は会談内容の記者説明に応じず、概要を記した発表文を1枚配布。付与問題に関するやりとりは公表しなかった。
一方、小沢氏は李氏との会談で「韓国との関係を形式的なものではなく本当の信頼関係を作り上げることに力を尽くしたい。両国間の
基本的な問題も必ず解決できる」と語った。李氏は「大統領も小沢氏と同様に未来に向かって道を開こうとしている」と応じた。また、小沢氏
は政権交代について「私自身の大きな目標の第一歩でしかないが、達成できたことを喜んでいる」と述べたという。
■永住外国人への地方参政権付与問題 永住資格を持ち、日本に居住する外国人に地方参政権を与えるため、民主、公明、共産
などの各党が過去に付与法案を提出した。平成19年末の法務省の統計では、永住資格を持つ外国人は約87万人。このうち在日韓国・
朝鮮人が多数を占める「特別永住者」は約43万人。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
民主党の小沢一郎幹事長は十九日夕、党本部で李明博(イミョンバク)韓国大統領の実兄の李相得(イサンドゥク)韓日議員連盟
会長らと会談し、在日韓国人ら永住外国人への地方参政権付与について「賛成だ。通常国会で何とか目鼻をつけたい」と述べ、来年の
通常国会中に党内の意見集約を図りたいとの考えを示した。
会談に同席した川上義博民主党参院議員は共同通信の取材に「通常国会で政府が法案提出する流れになるのではないか」と指摘
した。
参政権付与をめぐっては、鳩山由紀夫首相は衆院解散後の八月の党首討論会で「(党内に)賛否両論あり意見集約の最中だが、
将来を考え、もっと前向きになるべき時が来ている」と話している。
ただ、連立を組む国民新党は八月、綿貫民輔代表(当時)が「国民新党は、国家の存在を揺るがしかねないということで反対だ」と
話しており、連立与党内での調整は難航しそうだ。
参政権付与をめぐっては、民主党は二〇〇九年の政策集に「結党時の基本政策に『早期に実現する』と掲げており方針は引き続き
維持する」と掲載しているが、衆院選マニフェストでは見送っている。
ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
前スレッド スレリンク(news4plus板)