09/09/18 22:47:30
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今月14日午後3時ソウル江南区(カンナムグ)、逸院洞(イルォンドン)にあるソウルロボット高等
学校3階実習室。背が180cmに近い身体の大きな男子学生が小さなノートブックの前に座って、
キーボードをたたいていた。先月25日カナダ、アルバータ州カルガリーで開かれた第40回国際技
能オリンピック大会で「モバイルロボティックス」分野で金メダルを受けた我が国最年少技能オリン
ピック国家代表チェ・ムンソク(17、ロボット高3)君だ。
チェ君と一つのチームで大会に出場したキム・ウォンヨン(17、ロボット高3)君は疲労が累積したた
め登校できず、病院に入院中だ。二人は1年の時、ロボットサークル「ロボスタ」で初めて会った。
指導を受けているキム・インモク先生は若いながらも実力が優れた彼らを「機能英才班」に加入さ
せた。
気陵英才班では高級水準のプログラムを初めから教えた。大部分のロボットマニュアルも英語で
書かれていたので学校終えた後にも午後11時を越えてまで英語の勉強をしなければならなかっ
た。2年を越える時間を一緒に勉強し、目で合図するだけで通じる間になった。だが金メダルを手
に握るまでは決して容易ではなかった。
最大の障害物は大会 4日目、ロボットを利用して決まった空間の中に与えられた物体を移し、置
く試験「ブロック積み」だった。(中略=競技の様子)
大会中には実力と関係ない困難もあった。大会二日目まで我が国は2位を大きく引き離して1位
を維持していた。その頃からキム先生はたまに日本代表チームの不正行為を目撃した。競技場
のどこか片隅で他の国の審査員に小さな贈り物を渡して歓心を買い、日本チーム関係者の中の
一人は競技を撮影する指導教師のそばにきて、カメラの前を防ぐなど妨害をした。
主宰側は大会2日が終わらんとする頃「メイン・コンピュータとロボット間の通信エラーが発生し、
やむを得ず取り消す」という通知文を送った。2日間1位であった韓国の点数が全部なくなることに
なった。とても虚しく、悔しくて涙が流れた。キム先生は彼らの背中を軽く叩いて「興奮せずに、言
われた通りにしよう」と慰めた。
「その時は本当に日本参加者が憎らしかったです。必ず勝ってやると考えるようにもなりましたし。」
大変努力して金メダルを取ったが、オリンピックが終わっても休むことができる時間はなかった。2
カ月先に迫った修能試験のためだ。国内のある大企業から二人の学生を採用したいという打診も
入ってきたが、まだ決定を下せずにいる。
「ロボット工学はまだ我が国でよく知られていない学問です。だから、大学でもう少し勉強したいい
う考えもあります。」大きくなったらトランスフォーマーに出てくるバンブルビー(Bumble B)を作りた
いというムンソク君は、オリンピック期間に出会ったヨーロッパの友人のように勉強したいと言う。
「ヨーロッパ選手たちは成績よりは一つの祭りとしてオリンピックを考えるのか、大会を楽しんでい
ました。楽しみながら私がやりたいロボットの勉強を続けたら、いつかはバンブルビーも私の手の
中にないとは言えません」
ソース:朝鮮日報(韓国語) 'トランスフォーマーも私の手で'技能オリンピック金メダリスト
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