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記事入力 : 2009/09/10 10:27:16
ウイグル暴動:注射針テロ治まらず、おので武装し自衛も
中国新キョウウイグル自治区の区都ウルムチ市内で先月17日から始まった「注射針テロ」が依然として続いている。
ウルムチ市内には人民解放軍と武装警察ら数万人が動員され、警備がさらに強化されたほか、夜間の通行禁止、
小中高校の休校措置も続いている。
しかし、注射針テロは悪化する兆しを見せており、漢族とウイグル族の一部青年はおのや木材などで武装し、
自衛組織を立ち上げていると報じられている。
9日付香港紙アップル・デーリーによると、ウイグル族の一部青年が最近、市内最大の金属資材市場の華菱市場で、
おの700本と木製の棒を大量に購入していった。
同紙によると、彼らは「ウルムチを血で染めよう」などと叫び、公然と扇動しているという。これに対し、漢族も自衛武装を始め、
市内天山区では各家庭から一人以上の成人男子が棒を手に、街頭パトロールに当たっているという。
同紙は「漢族とウイグル族間の憎悪は、軍や警察が投入されて以降もエスカレートしており、治安が回復しないことに対し、
住民らの当局に対する不満はさらに高まっている」と報じた。
香港紙・明報は、7日に漢族青年が注射器を持っていたウイグル人を集団暴行し、少なくとも二人が死亡したとのうわさが
流れている、と報じた。
新華社電によると、7日午後5時までの24時間に注射針で襲撃されたとの通報が新たに77件あったという。
先月17日から今月5日までの通報件数は531件だ。新華社は「警備がさらに強化されたにもかかわらず注射針による襲撃は
増えており、これまでに検挙された容疑者は45人(逮捕12人)に上る」と報じた。
注射針テロの火種は香港にも広がっている。香港の在野団体、香港市民支援愛国民主運動聯合会(支聯会)と言論団体は、
4日と6日にウルムチで取材していた香港の記者8人が武装警察に長時間拘束され、殴打されたことなどを受け、
中国の建国60周年記念日に当たる10月1日に香港で大規模な抗議デモを行う計画を明らかにした。
香港=イ・ハンス特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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