09/09/06 10:06:55
韓国車、国内向けは安全装備を外して販売!?
最近、韓国車が海外の安全性評価で、「最高クラス」との高い判定をたびたび受けている。
そしてメーカーはこれを韓国国内で積極的にアピールし、販売促進に活かす。
では韓国車は、海外トップクラスの車種と安全面での差がなくなったのだろうか。
専門家によると、半分は正しいが半分は間違っているという。
半分は正しいという理由は、韓国車の構造的な安全性が向上したことにある。
自動車は正面衝突した際、フロント部分がへこんで衝撃を吸収し、搭乗者の空間が保たれるのが
理想的だ。最近発売された韓国車は最先端の設計技術が適用され、安全度が高まった。
一方、半分は間違っているという理由は、海外の安全性評価の最高判定を受けた車と韓国国内で
販売される車は、安全装備において大きな違いがあるからだ。つまり、海外の安全性評価の
最高判定を受けた車を韓国国内で購入しても、同じ安全性を期待することはできないということだ。
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■米で安全性最高評価の起亜ソウル、国内では相当数が安全装備非搭載
起亜自の多目的小型車「ソウル」が最近、米国道路安全保険協会(IIHS)が実施した
衝突安全性能テストで「安全性が最も高い車」に選ばれた。
米国で販売されているソウルは、最も格安なモデルからさまざまな先端安全装備を標準搭載
している。前面、側面、後方の6カ所にエアバッグが搭載されており、搭乗者の体格や体重を把握し、
爆発圧力を調整するアドバンスド・エアバッグが搭載されている。また車体安定装置(ESP)、
タイヤ空気圧自動感知システム(TPMS)、前部座席アクティブ・ヘッドレストも基本仕様だ。
ESPは走行中に車が突然道を外れたり、転覆したりする事態に見舞われた際、これを自動で防ぐ
装置だ。TPMSはタイヤの空気圧が正常かをリアルタイムでチェックし、知らせる装置。
空気圧が不足している場合、高速走行時にタイヤが地面に接することでスタンディングウェーブ現象
が発生し、タイヤがパンクして転覆する恐れがある。またアクティブ・ヘッドリストは、
追突時に首の支えが前部座席の搭乗者の首を強制的に前に押し、むち打ちを防ぐ。
だが、韓国国内で市販されているソウルは事情が異なる。まずエアバッグの場合、
基本タイプには運転席と助手席にだけ装着されており、サイド・カーテン・エアバッグは
基本タイプよりも194万ウォン(約14万5000円)高い「2U高級タイプ」以上から選択可能だ。
アドバンスド・エアバッグは選択できず、ドライバーの条件とは関係なく、一定圧力でふくらむ
通常のエアバッグが搭載されている。
現在、韓国国内向け車両の場合、アドバンスド・エアバッグを搭載している車はない。
現代自のジェネシスやエクウス、ルノーサムスンのSM7、 SM5の4車種には通常のエアバッグより
安全性がやや高いスマート・エアバッグが搭載されている一方、現代・起亜自やGM大宇が米国で
発売する車には、すべてアドバンスド・エアバッグが搭載されている。
ESPも国内向けの場合、基本タイプよりも194万ウォン高い「2U高級タイプ」以上から選択可能で、
TPMSは選択できない。アクティブ・ヘッドレストは基本タイプよりも405万ウォン(約30万円)高い
「2U最高級タイプ」以上に限り搭載されている。
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(>>2以降に続く)
チェ・ウォンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/09/06 09:58:23
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