09/09/05 19:53:01
(ソウル=聯合ニュース)ワン・キロァン記者=第45回衆議院選挙が民主党の圧勝に帰して在日同胞ら
の地方参政権獲得展望が高まる中、在日本大韓民国民団(民団)の幹部らは「今からがスタート」とし
ながら「予断せずにまた堅実に推進しよう」として覚悟を固めている。
キム・テフン北海道(北海島)本部団長は5日、民団新聞とのインタビューで「民主党の圧勝でマニフェ
ストにより'地方参政権法案'も議論対象に含まれるだろうと考える。しかし、民主党内に反対する人も
いて、予断できる状況ではなく、法制化される時点もまた延期される可能性もあるので、今からが勝
負所」と語った。引き続き「自民党内にも賛成する議員がいて、今回の民団の全国団長会議で対応方
案についてこれから日程をきちんと議論する」と付け加えた。
イ・グンチョル宮城本部団長は「民主党の圧勝は民団の立場では外壁を越えたに過ぎない。今回当
選した多くの新人議員の中には地方参政権について知らない者が多いと考えられる。各地でひとりひ
とり理解を求めるほかはない。これからは、特定政党に固執せずに地方参政権に賛同する議員を増
やすことが重要だ」と明らかにした。
ハン・チョンイ岐阜本部団長は「民団の16年間にかけた運動がいよいよ芽を出したものと考える。
しかし、このような民意が国政にはっきりと反映されるか少し不安や焦りもある」と率直な心境を
明らかにした。
キム・ハンイク大阪本部団長は「今回の選挙は民主党に向けて起きた風と民団の信念が共に成し遂
げた成果だ。本部と支部が確かに連帯することになり組織活性化にも繋がった。しかし、まだスタート
地点に到達したに過ぎない。民主党の中でも慎重派がいるから、そのような議員に直接会って、私た
ちの意向を理解させる活動を持続していかなければならない」と指摘した。
クォン・オウォン広島本部団長は「民主党の圧勝は良いと思うが、マニフェストの履行、日本の景気回
復、高齢者福祉など問題は山積している。'党の方針に含まれている'からといって油断せず、初心を
忘れないで、さらに深い理解と行動を要求していかなければならない」と注文した。
パク・フンモ福岡本部団長は「いよいよ地方参政権付与に向かった議論が軌道に乗った。前へ押すと
いう中央と地方が力を合わせて、攻勢に出なければならない。議員が出身地域に帰ってくれば私たち
が訪問して、助けを要請するだろう」と明らかにした。
ソース：聯合ニュース(韓国語) 日民団幹部ら"参政権獲得今から"
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