09/09/01 15:57:39
日本で行われた衆議院議員総選挙で民主党が圧勝したことに対し、韓国政府の当局者は全く当惑しなかった。
韓国をよく知り、友情あふれる関係を形成してきた知韓派は、同党内にも大勢いるからだ。
まずは、民主党を率いる鳩山由紀夫代表と小沢一郎代表代行、両氏が知韓派として知られる。
鳩山代表は家族が韓流ファンで、韓国との外交を特に重視しており、
今年5月に党代表に就任した後、海外初の訪問先にソウルを選んだ。
民主党内で事実上「最高実力者」の座にある小沢代表代行は、ノ・テウ政権時代から
韓国政府・国会の関係者との交流を続けてきた。韓国政府のある高官は31日、
「二人はいずれも“対立や衝突が少なくなかった自民党政権とは違い、
民主党政権下の韓日関係は協力に向かうべき”という共通認識を持っている」と語った。
ただし二人は、国際社会における平和維持の努力に積極的に参加する「普通の国・日本」を志向しており、
自衛隊の海外派兵などが韓日関係上の問題として浮上する可能性があるとみられる。
過去に民主党代表を務めた岡田克也幹事長も、チョン・ドンヨン議員をはじめ、韓国の民主党関係者らと親しい。
また民主党内には、「戦略的な日韓関係を築く議員の会」が結成されている。
15人からなるこの集まりの会長を務めるのは同党の前原誠司元代表で、
鳩山代表や小沢代表代行と共通した韓国観を持っている。
同会の幹事長を務める長島昭久議員は、ハンナラ党の幹部と親しいという。
一方、民主党日韓議員交流委員会に所属する仙谷由人議員、脱北者や北朝鮮住民の
人権問題で韓国政府や国会関係者らと交流がある中川正春議員も、同党内の知韓派に挙げられる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 権景福(クォン・ギョンボク)記者
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